『野性の呼び声』(1903年)で知られる<ジャック・ロンドン>(1876年1月12日~1916年11月22日)の自伝的小説を、イタリアを舞台にイタリア・フランス・ドイツ合作で映画化した『マーティン・エデン』が、2020年9月東京・シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開が決定、あわせて予告編が公開されています。
イタリア・ナポリの労働者地区で生まれ育った船乗りの青年「マーティン」を主人公とする本作。上流階級の娘「エレナ」と恋に落ち、作家になる夢に向かって己の道を突き進む「マーティン」を待ち受ける運命が描かれていきます。
予告編は「そう、世界は私より強い。私は身を挺してその力に抗うしかない」というマーティンのセリフからスタート。その後、「エレナ」と出会う「マーティン」の姿や、応募した小説が送り返されてくる様子、「社会主義は君の描いたものに意義を与える」と「マーティン」を諭す人物などが映し出されていきます。
「マーティン」を演じた<ルカ・マリネッリ>は、『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(2017年)での怪演も記憶に新しく、先日7月10日に公開されたばかりのNetflix映画『オールド・ガード』では<シャーリーズ・セロン>率いる特殊部隊の一員を演じるなど今最も話題の俳優で、第76回ヴェネツィア国際映画祭で男優賞を受賞。そのほか<ジェシカ・クレッシー>、<デニーズ・サルディスコ>、<ヴィンチェンツォ・ネモラート>、<カルロ・チェッキ>が出演者にに名を連ね、『失われた美』(イタリア映画祭2016:2016年4月29日~5月5日)のイタリアの新鋭<ピエトロ・マルチェッロ>が監督と脚本を担当しています。
小雨の降る日の出時刻は<4:56>、朝6時の気温は21.5℃、最高気温は24.0℃予想の雨模様の神戸のお天気です。
本日のお弁当のおかずは、「ホッケみりん焼き・オクラのお浸し」+「そら豆フライ」+「とりごぼう」+「五目厚焼き玉子」+「畑のお肉しぐれ」で、(533キロカロリー)でした。
どの惣菜もしっかりとした味付けで、ご飯が進みおいしくいただきました。
将棋の八大タイトルの1つ第61期王位戦七番勝負の第2局が、13日午前9時から札幌市の「ホテルエミシア札幌」で始まり、<藤井聡太七段>が2連勝を目指して<木村一基王位>に挑んでいます。
<藤井聡太七段>(17)は、「棋聖戦」に続く2つ目のタイトル挑戦として、今月から「王位戦」に臨み、<木村一基王位>(47)を相手に 初戦を白星 で飾っています。
持ち時間はそれぞれ8時間。2日制の長丁場で、初日は昼食休憩を挟んで夕方まで。手番を持っている方が「封じ手」をし、14日午前9時から再開となります。14日の午後、勝敗が決まる見通しです。
今回の「王位戦」七番勝負は、先月史上最年少でタイトル挑戦を果たした<藤井七段>と、去年46歳でタイトル初獲得の最年長記録を更新した<木村王位>の、30歳差の棋士による対局となっています。
七番勝負は9月にかけて行われ、先に4勝をあげたほうが「王位」のタイトルを獲得します。
「スーパーマリオブラザーズ」の未開封品(画像:「Heritage Auctions」)
1985年にファミリーコンピュータ向けに登場した「スーパーマリオブラザーズ」の未開封品が、インターネットオークション「Heritage Auctions」で11万4000ドル(約1200万円)で落札されています。単一のゲームソフトの落札額としては過去最高額となります。
今回オークションに出品されたのは1985年にアメリカで販売された「スーパーマリオブラザーズ」の初期生産版です。パッケージはコレクター向けのゲームグッズを取り扱い製品状態などを公平に評価する「WataGames」により、製品状態は10段階中「9.4」、パッケージの品質は「A+」(CからA++までの7段評価で上から2番目)と評価されています。
なお、これまで史上最高額の「単一のゲームソフト」だったのも、未開封品の「スーパーマリオブラザーズ」でした。これまで史上最高額で落札されたゲームソフトだった未開封品のスーパーマリオブラザーズは、2019年2月に落札されたもので、「WataGames」の指標では製品状態が「9.4」、パッケージ品質が「A++」でした。このソフトが超高額で落札された理由としては、パッケージに貼られた「任天堂のロゴ入りの黒色円形箔押しステッカー」が挙げられています。
任天堂は1985年から1986年の間、アメリカでファミリーコンピュータの海外版であるNESが売れるかどうかを確かめるために、ニューヨークとロサンゼルスでテスト販売を行っていました。その後、アメリカ全土でNESおよびNES用のゲームソフトが販売されることになるわけですが、このテスト販売時にゲームソフトのパッケージを包むプラスチック製のフィルムを留めるため、任天堂はロゴ入りの黒色円形箔押しステッカーを使用していました。また、テスト販売時に任天堂はNES本体と「ダックハント」や「ジャイロセット」といったゲームソフトをセットで販売していたそうですが、「スーパーマリオブラザーズ」だけは本体とは完全に別売りで販売していたそうです。「任天堂のロゴ入りの黒色円形箔押しステッカー」付きの「スーパーマリオブラザーズ」は数か月しか生産されていなかったため、ステッカー付きの未開封品にはとてつもない価値があるといいます。
12日甲子園球場で行われた対DeNA戦、阪神は先発<岩貞祐太投手>(28)の三塁も踏ませぬ好投で「2-1」と接戦を制し、DeNAとの3連戦を勝ち越しました。
岩貞は序盤から140キロ台中盤の直球と、同じ腕の振りから投じる130キロ台中盤のフォーク、130キロ台前半のスライダーを軸に、強力DeNA打線を相手に真っ向勝負の力投でした。4回まで無安打投球を展開。5回1死から<宮崎敏郎>に初安打を許すも、落ち着いて続く<戸柱恭孝>を二ゴロ併殺に仕留めています。
打線はDeNA先発<平良拳太郎>の前に5回まで無得点も、6回2死二塁から<大山悠輔>の左前適時打で先制に成功。4番の一打で貴重な選手点をもぎ取りました。
8回裏、<大山悠輔>がこの日2本目のタイムリーとなる適時右二塁打を放ち、貴重な追加点。9回はこの日右肩のコンディショニング不良で出場選手登録を抹消された<藤川球児>に代わって、<スアレス>が、なんとかリードを守り抜き、初セーブとしています。
日本国内では12日、新たに「409人」の新型コロナウイルス感染者が確認されています。累計の感染者数は2万1937人となっています。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員(712人)を含めますと2万2649人。死者は累計で996人です。
国内で1日当たりの感染者数が300人を超えるのは4日連続となりました。東京都は、新たに「206人」の感染者が報告されています。千葉は「31人」、埼玉で「31人」、神奈川で「24人」が確認されています。大阪が「32人」でいずれも緊急事態宣言解除後、最多となっています。大阪は独自基準「大阪モデル」に基づき、警戒を呼び掛ける「黄信号」が点灯させています。
兵庫県は、神戸市や姫路市など、神戸龍谷中学校・高校(神戸市中央区)教員を含む20~40代の男女「7人」が新たに感染したと発表しています。
福岡県は、「5人」の感染者を発表、うち九州市は新たに2人の感染を確認しています。
「スカイマーク」は7月17日から、乗客に対し計110万枚のマスクを配布すると発表しています。配布するマスクは「メディコムジャパン」が製造する米国材料試験協会の基準に対応した、医療機関向けのサージカルマスクです。
「メディコムジャパン」は、カナダのモントリオールに本社を置くAR メディコム・インクの日本法人。主に医療機関向けのマスクやグローブ、ガーゼなど製造していて、世界約100カ国に提供しています。神戸に本社 を置く「メディコムジャパン」は地域社会に貢献することを基本方針として掲げていて、一方の「スカイマーク」も神戸空港を「西の拠点」として位置付けており、今回の取り組みが実現しました。
本マスクは、「スカイマーク」機内にて配布する予定です。搭乗予定でマスク未着用の乗客に対しては、空港カウンターで配布します。また、「スカイマーク」の地上旅客職員や客室乗務員も着用します。配布期間は7月17日(金)から9月15日(火)までの予定としています。
香港で9月に予定される立法会(議会)選挙に向けた民主派の予備選挙が12日、2日間の日程を終えています。香港政府高官が予備選挙について国家安全維持法(国安法)違反の可能性があると威嚇し、市民が恐れて投票へ影響が出ると懸念されていましたが、主催者目標として去年の区議会議員選挙で民主派が獲得した票数の10分の1に当たる、17万人を大幅に上回る61万人以上が投票しています。
主催者は「(国安法違反の可能性があるとの)不安の中、60万人以上の有権者が投票したことは、香港人の勇敢さを示している」としています。結果は13日夜に発表される予定ですが、14日になる可能性もあると香港メディアは報じているようです。
アイヌ文化の復興と発信の拠点として国が北海道白老町に整備した「民族共生象徴空間(愛称・ウポポイ)」(北海道白老郡白老町若草町2丁目3)が、12日開業しています。(ウポポイ)には、北日本で初めての国立博物館などが整備され失われつつあるアイヌ文化を復興・発展させる拠点としての役割が期待されています。
ウポポイは、アイヌ語で「大勢で歌うこと」という意味で、明治時代以降に本格化した、いわゆる同化政策の影響で差別や偏見に苦しんできたアイヌの人たちにとって重要な施設となります。(ウポポイ)は、当初4月24日開業予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2回延期されていました。
午前9時の開業には、スタッフがアイヌ語のあいさつ「イランカラプテー」と来場者らを出迎えました。国立民族共生公園の野外ステージでは、伝統衣装を身にまとった若手の伝承者らが各地に伝わる儀礼や祭りで舞う踊りや、竹で作った楽器ムックリの演奏があり、独特の音色が公園中に響き渡りました。
中核施設の「国立アイヌ民族博物館」では、11月8日まで開館記念特別展「サスイシリ 私たちが受け継ぐ文化 アイヌ文化を未来へつなぐ」が始まり、木彫り彫刻や織物など、現代の伝承者の作品を中心に紹介しています。
朝日新聞は11日、読書推進活動の一環として、「本」に造詣の深い作家・著名人・インフルエンサーら40人と協力した書評広告企画「MEET YOUR BOOK」を掲載しています。作家の<角田光代>(輝ける闇:開高健)、<西加奈子>(青い眼がほしい:トニー・モリスン)、俳優の<谷原章介>(風の谷のナウシカ:宮崎駿)、フリーアナウンサーの<宇賀なつみ>(姥ざくら:田辺聖子)、<三浦崇宏>(読書という高野:見城 徹)といったメンバーが書評を寄稿しています。
同企画は、新型コロナウイルス感染拡大により家で過ごす時間の多い今こそ、読書の価値を再発見し、また書店に足を運ぶ人を増やそうという思いから企画されました。
作家やクリエーター、本好きの著名人、インフルエンサー、出版社から「読書のプロ」が参加し、「私の人生を変えた一冊」をテーマに、推薦図書とひとこと書評を寄稿、11日の朝日新聞朝刊全面広告にて掲載し、朝日新聞の本の情報サイト「好書好日」にも特設ページを設けています。
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