今夜、「BS12トゥエルビ」にて19:00より、2000年韓国製作の『原題:Barking Dogs Never Bite』が、邦題『ほえる犬は噛まない』として2003年10月18日より公開されました作品の放送があります。
『殺人の追憶』(2003年)が大ヒットを記録し、一躍注目を集めた<ポン・ジュノ>の劇場長編初監督作品として、とあるマンションを舞台に、連続小犬失踪事件をめぐる騒動を描いた異色コメディです。
中流家庭の住むマンションに暮らす「コ・ユンジュ」は、うだつの上がらない大学の非常勤講師で、出産間近の妻「ウンシル」に養われながら教授を目指しています。近頃マンションでは飼うことが禁止されているはずの犬の鳴き声が頻繁に響き、イラついていた「ユンジュ」は、たまたま見かけた犬を地下室に閉じ込めてしまいます。一方、マンションの管理事務所で働く「ヒョンナム」は、団地に住む少女の愛犬がいなくなったことを知り、迷い犬のビラ貼りを手伝うことに。その犬は手術をしているため吠えないというのが特徴でした。
正義感の強い「ヒョンナム」を、本作をきっかけにブレイクした<ペ・ドゥナ>が演じ、「ユンジュ」には<イ・ソンジュ>、「ウンシル」に<キム・ホジョン>が演じています。
サイコスリラー『PITYある不幸な男』が、2021年10月8日に公開されます。
本作は他人の同情に依存する男の物語。ティーンエイジャーの息子と暮らす男の1日は、不慮の事故により昏睡状態に陥った妻を思い、ベッドの隅で咽び泣くことから始まります。毎朝ケーキを差し入れる隣人、割引をするクリーニング屋など、同情心から彼に親切にする周囲の人々。ある日妻が目を覚まし、依存していた〈他人からの同情〉を失った男は、自身を見失い暴走を始めます。
監督は、ギリシャの新鋭<バビス・マクリディス>が務めています。『ロブスター』(2015年・監督:ヨルゴス・ランティモス)や『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2017年・監督:ヨルゴス・ランティモス)の<エフティミス・フィリップ>が、<バビス・マクリディス>とともに脚本を手がけています。
出演は<ヤニス・ドラコプロス>、<エヴィ・サウリドウ>、<マキス・パパディミトリウ>が名を連ねています。
音楽ドキュメンタリー映画『オアシス:ネブワース1996』が、9月23日(木・祝)に世界同時公開されます。
これは、ロックバンドの「オアシス」が、1996年8月10日、11日にイギリス・ハートフォードシャー州ネブワースで開催したコンサートを記録したドキュメントです。
2日間で25万人超を動員したこの公演のチケットは1996年5月11日に発売されましたが、地元のレコード店やチケット売り場には一晩中行列ができ、24時間以内に完売したといいます。
監督を務めたのは<リドリー・スコット>の長男<ジェイク・スコット>。コンサートやバックステージの膨大な未公開映像を中心に、バンドやライブ主催者へのインタビューを加えて映画を構成しています。
<Kōki,>が主演を務める『牛首村』の新キャストが明らかになっています。連続テレビ小説『エール』の<萩原利久>、『仮面ライダーゼロワン』の<高橋文哉>ら9名が公表されています。
『犬鳴村』(2020年)、『樹海村』(2021年)に続く「恐怖の村」シリーズ第3弾となる『牛首村』では、北陸に実在する心霊スポットが題材となっています。本作でスクリーンデビューを飾る<Kōki,>は、8月5日に自身のInstagramでクランクアップを報告しています。
新たなキャストには<萩原利久>と<高橋文哉>のほか「ソワレ」の<芋生悠>、ドラマ『ブラックシンデレラ』の<莉子>、『シン・ゴジラ』の<松尾諭>、連続テレビ小説『エール』の<堀内敬子>、芸人の<田中直樹>(ココリコ)、舞踏家で俳優の<麿赤兒>が名を連ねています。また『犬鳴村』 ・ 『樹海村』で「アキナ」役を務めた<大谷凜香>も出演しています。
本日、「NHK BSプレミアム」にて13:00(~14:39)より、義理人情に生きる「緋牡丹お竜」の活躍を描き1968年9月14日より公開されました『緋牡丹博徒』の放送があります。
任侠女優として一時代を築いた<藤 (富士)純子>の代表作シリーズ「緋牡丹お竜」シリーズ第1作目です。結婚引退直前の1972年『緋牡丹博徒 仁義通します』(監督:斎藤武市)まで全8作が製作されました。
明治の中頃、熊本の博徒矢野組の一人娘「竜子」は、闇討ちで殺された父の仇を探し出すべく旅に出ます。各地を渡り歩き、やがて〈緋牡丹お竜〉と呼ばれるようになった「竜子」は、ある日いかさまのいざこざに巻き込まれたところを「片桐」(高倉健)という男に助けられます。
共演として、<若山富三郎>、<待田京介>、<大木実>、<山本麟一>、<若水ヤエ子>、<金子信雄>、<清川虹子>、<山城新伍>らが名を連ねています。
「バットマン」や「スーパーマン」を生んだDCコミックスに登場する悪役たちがチームを組んで戦う姿を描いた『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』が、2021年8月13日より全国で公開されます。
<デビッド・エアー>監督により映画化された『スーサイド・スクワッド』(2016年)を、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで大きな成功を収めた<ジャームズ・ガン>監督が新たに描いています。
「ジョーカー」と別れて彼氏募集中の身になり、ますますクレイジーになった「ハーレイ・クイン」を筆頭に、最強スナイパーの「ブラッドスポート」、敵をチーズに変えてしまう能力を持つ「ポルカドットマン」、平和のためには暴力もいとわないという矛盾な生き様の「ピース・メイカー」、ネズミを操って戦う「ラットキャッチャー2」、そして食欲意外に興味のない「キング・シャーク」という、いずれも強烈な個性をもった悪党たちが、減刑と引き換えに、危険な独裁国家から世界を救うという決死のミッションに挑みます。
出演は、前作に続いて「ハーレイ・クイン」役を演じる<マーゴット・ロビー>ほか、<イドリス・エルバ>、<ジョン・シナ>、<ジョエル・キナマン>ら。「キング・シャーク」役は<シルベスター・スタローン>が扮しています。
2020年の東京オリンピック開催にむけた国立競技場の建て替えのため、2017年に取り壊された公営住宅を追った2020年製作のドキュメンタリー『東京オリンピック2017都営霞ヶ丘アパート』が、東京オリンピックの閉会式が終わった2021年8月13日より公開されます。
1964年のオリンピック開発の一環で国立競技場に隣接して建てられた「都営霞ヶ丘アパート」(十棟に三百戸と小さな商店が並ぶ団地)は、平均年齢65歳以上の住民が暮らす高齢者団地になっていました。
単身で暮らす者が多く、何十年ものあいだ助け合いながら共生してきたコミュニティがありましたが、2012年7月、このアパートの住人に東京都から一方的な移転の通達が届きます。
転居を強いられた住民たちの2014~2017年の3年間の記録から、オリンピックに翻弄された人々と、五輪によって繰り返される排除の歴史を追います。監督は、本作が劇場作品初監督となる<青山真也>が務めています。
2020年・第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『17歳の瞳に映る世界』の<エリザ・ヒットマン>が監督を務め、2013年に手がけた長編デビュー作『愛のように感じた』が、2021年8月14日より全国で公開されます。
思春期の少女の性と青春の刹那を、みずみずしい感性と演出で描き出しています。ある夏のブルックリン郊外。14歳の少女「ライラ」は、経験豊富な親友「キアラ」とそのボーイフレンドである「パトリック」とともにビーチへやって来ます。
身体を寄せ合う「キアラ」と「パトリック」の姿を、浮かない顔で見つめる「ライラ」でした。そんな彼女の前にタトゥーの入った地元の大学生「サミー」が通りかかり、「ライラ」はひと目で心を奪われてしまいます。
「サミー」が「誰とでも寝る男」だと知った「ライラ」は様々な口実を作って彼に近づこうとしますが、背伸びして嘘を重ねるうちに思わぬ状況に陥ってしまうのでした。
出演は、『アローン・イン・ザ・ゼット』(2016年・監督:ロッド・ブラックハースト)の<ジーナ・ピエルサンティ>、『#フォロー・ミー』(2020年・監督:ウィル・ワーニック)の<ロナン・ルビンスタイン>など。
『13月の女の子』(2020年) ・ 『名前』(2018年) の<戸田彬弘>が監督を務め、オリジナル脚本による『僕たちは変わらない朝を迎える』が、2021年8月13日より全国で公開されます。
30歳を越え、映画監督として壁にぶつかっている「藤井薫」は、彼をずっと支えてきた女優の「宮崎寧々」から「私、結婚します」と告げられます。彼女への思いをぶつけようと、必死に脚本を書く「薫」でした。
しかし、脚本を読んだプロデューサーの「奥田」から「理想ではなく、希望を書け」と脚本を突っぱねられた「薫」は、自分自身に目線を向け始めます。主人公の「藤井薫」役を、『お嬢ちゃん』(2019年・監督: 二ノ宮隆太郎) ・ 『あいが、そいで、こい』 ・ 『無頼』(2020年・監督:井筒和幸)の<高橋雄祐>、ヒロインの「宮崎寧々」を、『本気のしるし 劇場版』(2020年・監督:深田晃司)の<土村芳>が演じ、主題歌を担当した「雨のパレード」の<大澤実音穂>が本作で女優デビューを果たしています。
音楽✕映画をコンセプトにした映画祭「MOOSIC LAB [JOINT] 2020-2021」で、観客賞、男優賞、ミュージシャン賞を受賞した作品です。
今夜、「BSテレ東」にて18:54(~20:54)より、2000年アメリカ製作の『原題:Vertical Limit』が、邦題『バーティカルィミット』として2000年12月9日より公開されました作品の放送があります。
登山中の事故により目の前で父親を失った兄妹。その後、兄「ピーター」は山に入ることを拒み写真家に、妹「アニー」は父の夢を追い登山家の道を選びます。
そして今、「アニー」は標高8000メートルで氷のクレバスに閉じ込められてしまいます。命が持ちこたえられる時間は22時間。知らせを受けた「ピーター」は、妹の命を救うためK2へ再び足を踏み入れることを決意します。しかし、そこは想像を絶する〈死の領域〉でした。
兄「ピーター」役に<クリス・オドネル>、妹「アニー」役に<ロビン・タネイ>、監督は、<マーティン・キャンベル>が務めています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ