『座頭市血笑旅』@BS12トゥエルビ
2月
20日
今夜<19:00>より「BS12トゥエルビ」にて、「座頭市」シリーズの第8作目の『座頭市血笑旅』として、1964年10月17日より公開されました作品の放送があります。
甲州路を行く「座頭市」を見えがくれに追う五人組の殺し屋、「文珠の和平次」、「島蔵」、「猪蔵」、「菊蔵」、「鶴蔵」らは、「市」が乗った駕を先廻りして刺します。だが駕の中は赤ん坊を抱いた若い女「おとよ」でした。「市」は途中で、急病に苦しむ「おとよ」に、駕をゆずったのでした。「おとよ」の死を知った「市」は、その亭主信州宮本村の「宇之助」の許まで、赤ん坊を届けることにします。
盲目の「市」が、赤ん坊の世話をしながらの、やくざ旅は、苦労の連続でした。一夜賭博で金を作った「市」は、翌朝、田舎侍に追われる女巾着切り、「お香」を助け、子守り代りに「お香」をやといます。「市」と「お香」が、お互い離れ難い愛情が湧いたころ、「市」は、今ではやくざの親分となっている「宇之助」を訪ねますが、子分に命じて赤ん坊を抱いた「市」を追い払います。
「座頭市」に<勝新太郎>、「お香」に<高千穂ひづる>、「宮木村の宇之助」に<金子信雄>、「文殊の和平次」に<石黒達也>、「白首の女」に<毛利郁子>、「おとよ」に<川口のぶ>、監督は<三隅研次>が務めています。