記事検索

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://jp.bloguru.com/falcon
  • ハッシュタグ「#動物」の検索結果871件

ファルコン昆虫記(148)黒色の体に黄色と朱色の斑紋【ヒメエグリバ】の幼虫

スレッド
ファルコン昆虫記(148)黒色...
新幹線の「のぞみ」のようなプロポーションですが、左側が頭部です。
やや頭部の後ろ側が持ち上がった感じですが、シャクガ科の幼虫は<腹脚>を持ちませんので、 「ヨモギエダシャク」 などと同様に、「尺取り」移動の動きを見せてくれます。

チョウ目(鱗翅目)ヤガ科クチバ亜科に分類される、「蛾」の幼虫です。

成虫は、このきれいな斑紋からは想像できない茶褐色で、枯葉と見間違える外側がえぐれた立体感のある翅を持ち、頭部は茶黄色で突き出した感じです。

幼虫の時には、「アオツヅラフジ」などを食草とし、成虫になりますと、ナシ・リンゴ・モモなどの果汁を餌にしています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(147)ヒャクニチソウの花に【イチモンジセセリ】(3)

スレッド
ファルコン昆虫記(147)ヒャ...
花壇やコンテナの植え込みがありますと、必ず近寄り花の種類を確かめてしまいます。
当然、花に集まる蝶や昆虫たちと遭遇する機会も多くなります。

今回も「ヒャクニチソウ」に止まり、吸い蜜行為をしている【イチモンジセセリ】が、先のお客様でした。

自動車の通行量の多い道路脇でしたが、あまり気にしていない様子です。
長い口吻、いつもながらよく伸ばせるものだと、感心してしまいます。

「ヒャクニチソウ」は、メキシコ原産ですが1768年にスペインにもたらされ、1829年に赤色の花が、1832年に白色の花が開花し、八重咲きはフランスで育成され、日本には1862年に渡来しています。

花の歴史などは関係なく、【イチモンジセセリ】にとっては、蜜がおいしければ幸せなことだとおもいます。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(146)ノウゼンカズラの葉に【オンブバッタ】(3)

スレッド
ファルコン昆虫記(146)ノウ...
都市部の植え込みや花壇などでも、よく見かける【オンブバッタ(負飛蝗)】です。
脱皮を繰り返す不完全変態ですが、5~6齢虫で終齢を迎え、オスは20~25ミリ、メスは40ミリ前後の体長になります。

バッタ目(直翅目)オンブバッタ科オンブバッタ属に分類され、体色は緑色と茶褐色とに分かれ、たまにピンク系も見受けられるようです。

頭部は 「ショウリョウバッタ」 のように前方に尖り、先端に触角と複眼が並んでいます。
体の断面は三角形に近く、成虫の翅は、写真のように前・後翅とも先端が尖っています。

写真は体長も大きくメスですが、ずんぐりとした体型で、バッタとしては小型の部類に入ります。

和名は交尾後も <オスがメスの上に乗っているいる姿> に因みますが、嫉妬深く他のオスに横取りされないためだという説もあり、あながち外れてはいないのかもしれません。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(145)日本最大のバッタ(2)【ショウリョウバッタ】(4)

スレッド
ファルコン昆虫記(145)日本...
            < 写真をクリックしますと、大きな画面になります >

前回は、 体色が茶褐色のメスの 【ショウリョウバッタ】 をアップしましたが、今回はよく見かける緑色のメスさんと遭遇です。

体長に比べ、桁違いに後ろ脚の長いことに、いつもながら驚かされます。
長い脚の割には、あまりジャンプは得意でないのか、せいぜい1メートルほどしか飛びません。

茶褐色と緑色の【ショウリョウバッタ】が、混合している草むらのようで、体色は環境よりは遺伝的な要素で決まるようです。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(144)7つの紋が並ぶ【セスジスズメ】の幼虫

スレッド
ファルコン昆虫記(144)7つ...
         < 嫌いでなければ、写真をクリックしますと大きく見れます >

「蝶」のアゲハチョウなどは、翅の模様も美しく嫌いな方はおられないと思いますが、幼虫の形は緑色系の一色に近い色彩で、あまり目を引く形態ではありません。

以前に、 「クワゴマダラヒトリ」 の毛だらけの幼虫をアップしましたが、幼虫としての美しさは「蛾」の方がはるかに勝るのではないかと思います。

写真の毛虫さんは、【セスジスズメ(背筋雀)】の幼虫です。黒い体色に、7個の目に似た眼状紋が並び、何といってもお尻から飛び出した先端が白い<尾角>が印象的です。
この<尾角>は、人を刺すこともなく毒もありませんが、外敵には恐怖心を起こさせ形態だとおもいます。

チョウ目(鱗翅目)スズメガ科ホウジャク亜科コスズメ属に分類され、成虫は茶褐色で、翅に鮮やかな黒褐色の筋模様が入り、腹部の背中側中央には、名前通り細い白線が2本入ります。

黒色の体色に、朱色や黄色の目立つ紋様が並び、きれいな色彩の幼虫だと思います。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(143)ヨモギの葉に【キタキチョウ】

スレッド
ファルコン昆虫記(143)ヨモ...
以前までは「キチョウ」と呼ばれていましたが、DNA鑑定の技術進歩で、2005年からは、本土などに生息している「キチョウ」は「キタキチョウ」になり、南西諸島の「キチョウ」は「キチョウ」のままの名称が使われています。

チョウ目(鱗翅目)シロチョウ科キチョウ属に分類され、翅裏は黄色い地に黒点が散らばっています。
ヨモギの葉に隠れて、頭部まできれいに撮影できませんでしたが、写真の「キタキチョウ」は(メス)です。(オス)に比べると翅の色合いが淡く、容易に見分けがつきます。

子供の頃に覚えた名称も、遺伝子分野の進歩で変わるのは仕方ありませんが、つい呼び慣れた名前が浮かんでしまいます。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(142)黄色の翅をもつ【ツマグロオオヨコバイ】

スレッド
ファルコン昆虫記(142)黄色...
ヨコバイとしては体長13ミリ前後と大きく、体色が黄色ですので緑の葉の上にいますと、良く目立ちます。

【ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)】は、カメムシ目(半翅目)ヨコバイ科ヨコバイ亜科に分類される昆虫です。
ヨコバイ科としては、世界中に約20000種、日本にはまだ学名の付いていないモノを含めて約550種が分類されています。

体色が黄色で、頭部に2個、胸部に4個の黒紋があり、羽根の褄部が黒くなった大きなヨコバイです。

身の危険を感じますと横に歩き、すぐに葉の裏側などに隠れることが多いので、「ヨコバイ」=「横這い」と名付けられています。

脚も黒色と黄色が交互に入り、体色のカラフルな色彩と合わせ、かわいらしい昆虫です。
黄色の体色から、別名「バナナムシ」とも呼ばれています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(141)ヒャクニチソウの花に【チャバネセセリ】(2)

スレッド
ファルコン昆虫記(141)ヒャ...
以前に、 ニ匹の「ヤマトシジミ」 がヒャクニチソウの花の上で、仲良く蜜を吸っている写真をアップしました。

今回も同じ花壇の前を通りますと、【チャバネセセリ】が、口吻を伸ばして蜜を吸っていました。

翅の色と形から、遠目に「セセリチョウ」だと分かるのですが、近付いて翅の模様を見分けるまでは、「チャバネセセリ」かな、「イチモンジセセリ」かなと、胸がときめきます。

斑点の位置や数で、別種の蝶に分類されますので、とにかく蝶が目につきますと写真に収め、記録したいと心がけています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(140)日本最大のバッタ【ショウリョウバッツタ】(3)

スレッド
ファルコン昆虫記(140)日本...
              < クリックしますと、大きな画面で見れます >

以前にも枯れた葉の上にいる、茶色の擬態色の 【ショウリョウバッタ】 を紹介しました。
今回も、土の山道を歩いておりますと、わたしの足音に反応したのか、突然バサバサと羽音を立てて、【ショウリョウバッタ】が飛び跳ねました。

ネットフェンスの下枠に止まりましたが、日本最大種のバッタ(メス)らしく、伸ばした後脚の長さだけでも、優に15センチは超えています。

茶色の体色に、茶褐色の筋が縦にきれいに入る模様を持ち、なかなかの貫禄です。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(139)不透明な翅を持つ【アブラゼミ】

スレッド
ファルコン昆虫記(139)不透...
透明な翅を持つ 「クマゼミ」 とは正反対に、【アブラゼミ(油蝉)】は、前翅・後翅とも不透明な褐色の色をした翅を持つ、世界的に見ても珍しい特徴を持つ蝉です。

カメムシ目(半翅目)セミ科アブラムシ属に分類される、大型の蝉です。

鳴き声が、油を鍋で熱すると「ジリジリ」という沸騰音に似ているところから、【油蝉】と名付けられました。
「ジ~、ジジジ・・・」と鳴き出しますが、お昼を過ぎても元気良く鳴いており、熱帯夜などには「夜鳴き」もする、忙しい蝉さんです。

頭部は胸部よりも幅が狭く、上から見ると頭部は丸っこい感じで、体は黒褐色、頭部の下の前胸部の背中には大きな褐色の斑点が2個並んでいます。

抜け殻は「クマゼミ」とよく似ています(「クマゼミ」の抜け殻には、腹部にポツンとでべそ見たいな突起があります)が、全体に艶があり、抜け殻に泥が付かないのが特徴です。
好む土中の湿度が蝉によって違うようですが、約6年間の幼虫生活は、生まれ出た外部環境の変化もあり、蝉にとっても短い命の中で対応するのも、難しかろうなと感じています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり