土曜日限定の「ローストビーフランチ」(1200円)が、以前から気になっていたのですが、ようやく夢がかない美味しくいただいてきました。
閉店しましたレストラン 「ハイウェイ」 は1932(昭和7)年創業でしたが、昭和6年創業という神戸では老舗の洋食屋さんです。
もともとは元町5丁目高架南側にあり、<吉田健一>や<小津安二郎>、<徳富砕花>などの文人が好んでいた料理店です。
横浜の「フランス・ホテル」出身の<花輪勝敬>のお店として店名に名が残っていますが、今は経営を引き継がれた㈱バックスがオーナーです。
欧風料理とありますが、ロシア料理の「ボルシチ」が味わえるのも、<花輪>がハルピンの「ヤマト・ホテル」におられた経験を生かし、創業当時からの味を守り続けている姿勢は、素晴らしいとおもいます。
今宵は、久しぶりに女性お二人で切り盛りされている【みけ】さんに顔出しです。
昨年の5月に訪問して、 「韓国にゅーうめん」 を美味しくいただいて以来になりました。
今回は「おすすめ三品盛」(600円)で、軽く一杯です。
十数種のおかずから好きな三品を選びますと、オネイサンが取り皿に盛り合わせてくれます。
どれもが酒の肴に合いますので悩みましたが、<生クラゲポン酢・菜の花のからし酢味噌・春雨メンマ中華>の三品を選びました。
アテの量がそんなにいらない呑み介さんには、ちょうどいいメニューです。
店名の【みけ】は、猫好きのママさんらしく「三毛猫」からの拝借で、取り皿もかわいい猫の顔が用意されています。
雑用が終わり、お昼ご飯を何にしようかと歩いておりましたら、【やよい軒】の<かつ丼・和風たれ丼(390円)>の看板が目に入りました。
通常価格は(味噌汁付き:630円)ですので、(390円)は安いなと思いました。
なんと看板には期間限定として、2月19日(火)~2月22日(金)14:00迄と書かれており、本日が最終日でしたので運がいいかなと入店です。
選びましたのは、ミニうどんと組み合わせて(790円)が(550円)になる「和風たれかつ丼とうどんのセット」です。
さすがお得なメニューなのか、皆さん「かつ丼」の注文の方が多かったです。
「和風たれ」にワサビを溶き、ロースカツの上からたっぷっりとかけていただきました。
肉厚のロースカツでしたが、ご飯の冷め加減が少し気になりました。
「かつ丼」はどこでも食べれますが、ワサビを効かした「和風たれ」は珍しく、いい塩梅で楽しめました。
昨年12月9日に開店しています 【こだわりや 隠れ家】 さんですが、折りをみて何回か足を運んでいたのですが、ようやく一杯出来る機会が持てました。
呑み仲間が、仲のいい会社の同僚の送別会をここで行うということで、下見を兼ねての訪問、今宵も満席で、開店以来相変わらずの人気が続いていますので驚かざるを得ません。
「春雨サラダ」の突き出しを食べながら、まずは「シマアジの造り」(580円)を頼みました。
盛り付けもきれいで、刺身の数も多くあり、甘い味が楽しめました。
数多くの鍋物が(800~900円)の価格ですので、一人鍋程度かと思いながら、「ハリハリ鍋」(1450円)を注文です。なんと宴会用の大きな土鍋が出てきたのには、驚きです。
<カノコ>の肉も<ホンガワ>もたっぷりと盛られ、普通のお店の3人前の分量はありそうでした。
魚のアラのいい出汁汁に、鯨肉の味が加わり絶品の味になっていますので、「うどん」(150円)と「雑炊セット」(250円)を躊躇なく追加です。
本日のおすすめや造りの値段も安くて充実した内容ですから、超人気店になるのは当然です。
今宵のビールの肴は、「ネギ焼き」(180円)です。
注文出来る味は、「タレ」・「塩」・「味噌」とあり、いつも「味噌」を選んでいます。
たっぷりの「もろみ味噌」を添えてくれますので、「ネギ焼き」を食べ終わった後でも、この「もろみ味噌」がまた酒の肴としてニ段階で楽しめます。
せこい話ですが、「タレ」や「塩」では食べきれば終わりですが、「もろみ味噌」の分だけお得感があり、一番楽しめる「ネギ焼き」の食べ方だとおもいます。
本日は第三火曜日で、いつもの立ち呑み屋さんのある(新開地タウン)は全店定休日です。
どうしようかなと考えて、「貝つぼ焼」(600円)と「おにぎり」(100円)を目指し、ソープランド街の真ん中にある【大谷】に足を向けました。
つぼ焼の器に使われている貝は「ニシ貝」という巻貝で、中身は「サザエ」ではなく「大貝」と呼ばれる二枚貝の切り身が使用されています。
長い楊枝で突きながら食べるピッチが、ビールを飲むのにちょうどいい塩梅です。
「大貝」の正式名称は「ウチムラサキ貝」ですが、神戸のお好み焼き屋さんの具材としても一般的に使われており、神戸っ子としては馴染みの味になります。
大好きな三つ葉(春菊のときもあります)を散らして、濃厚な貝の旨みが出ているお出汁は、「おにぎり」を食べるのにこれまたいい相性です。
開店(18:00)早々の早い時間帯なので空いていましたが、歓楽街にあるお店として(26:00)まで、これからが忙しくなるお店です。
お店の表に立て看板が置かれているだけで、実にシンプルな外観で通りに面しています【みなみ】です。
気さくなマスターは、あべ静江が歌う『コーヒーショップで』を彷彿させる感じで、泰然自若としてカウンターの向こう側にたたずんでおられます。
お昼ご飯として「牛ほほ肉カレー」(サラダ付き:750円)をいただきました。
トロトロに煮込まれた柔らかいお肉は、ほどよい脂を持ち、思わずニンマリとする味わいです。
食後の珈琲を飲みながら、マスターとたわいもない雑談で楽しい時間が過ごせました。
昼時の時間帯にも関わらず貸し切り状態は、美味しいカレーライスだけに残念なことですが、落ち着けますので隠れ家的に大事にしたいお店でもあります。
中華料理の種類も多くありますが、「酢豚」は大好きなメニューのひとつです。
数多くの中華料理店で、「酢豚」や「酢豚定食」を食べてきていますが、迂闊にも【仙草】さんではまだ食べておりませんでした。
好き嫌いがありませんので、いつもママさんのおまかせで食べておりましたので、気づきませんでした。そんなわけで、今宵は「酢豚」(600円)です。
ハートマークの人参飾りが、ママさんらしい気遣いです。
「酢豚」は日本で名付けられた料理名で、中国語では「咕老肉」や「古老肉」、「甜酢肉」と表記されており、原型は豚肉の酢漬けを揚げたり、炒めたりした料理だと言われています。
甘酢あんの何とも言えない味わい、今宵も紹興酒ともども、美味しくいただいてきました。
少し前まで、定食類は(800~900円)だったように記憶しているのですが、お店の前の看板を見ますと5種類ほどの定食が、終日(700円)でした。
「焼飯+ラーメン」定食などはどこでも食べれますが、珍しく「油淋鶏」がセットの「天津飯+油淋鶏+玉子スープ」があり、入店です。
外からは店内が見えませんでしたがかなり広めの店内で、日曜日のお昼間でしたが、4人用のテーブル席に一人でゆったりと座れました。
「天津飯」の餡は、胡麻油の隠し味がほんのりと入り、わたし好みでした。
「油淋鶏」も、鶏肉の厚みとしては厚くはありませんが、程良い甘酢醤油掛けの味付けで、美味しくいただけました。
「玉子スープ」、ちらちらと赤紅色の粒々が見え、「まさか蟹の内子ではないだろうなぁ」と考えたのですが、きれいに刻まれた人参でした。この大きさで均一に揃えるのは超人的な包丁さばきだなと、驚きながら美味しくいただいておりました。
「福寿」の頑張り屋さんのオネイサン、 <あいちゃん>のリクエスト に答えて、今宵の焼き物メニューとしては「豚バラ塩焼き」(280円)にしました。
味覚的に「塩」は好きな調味料ではありませんので、いつもなら「つけ塩はいらないから」と断るのですが、盛り付けの参考写真としてオリジナルの仕様にと、お皿に盛り付けてもらいました。
「豚バラ」は、アバラ骨回りの肉で、赤身と脂身が交互に三層になっていますので、肉の旨みとコクが味わえる部位だと思います。
多くの外食産業では、焼肉や牛丼でお馴染みですし、青唐辛子や焼きニンニクと食べる韓国料理の「サムギョップサル」も大好きです。
骨付きは「スペアリブ」になりますが、沖縄では 「(本)ソーキ」 と呼ばれ、 「沖縄ソーキソバ」 として欠かせない具材です。
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