立ち呑み屋「鈴ぎん:福寿」の斜め向かいには、<まるしげ>というお菓子屋さんがあります。
「雛祭り」ということで、女の子のお孫さんがおられる<ごうちゃん>に、お客さんが【ひなあられ】をお土産として持ち込まれます。
あまりの数の多さに、みんなで食べようと、おすそ分けがきました。
関東では「ポン菓子」風の【ひなあられ】と聞いていますが、関西では、1センチ程の丸い形で塩味か醤油味です。
【ひなあられ】の白色は「雪=大地」、緑色は「木々の新芽」、桃色は「命」を表し、自然のエネルギーを授かり健やかに成長する願いを込めて色付けされています。
残念ながら緑色はありませんでしたが、ビールの肴としてエネルギーをいただきました。
カツやフライ料理は大量の油を使わないとおいしく出来上がりませんので、どうしても調理方法から外してしまいます。
今宵は「豚カツ」用のロース肉ですが、カット2枚分を塩胡椒の味付けで焼き、<パスタ用の細切りチーズ>をのせて絡めています。
チーズには欠かせない「タバスコ」を、たっぷりと振りかけていただきました。
定番ですと「レタス」を敷き詰めるのですが、今回は小さくなった芯のキャベツの使い方として気にいっている「キャベツのカレー煮」です。
そのままでもおいしく、少しウスターソースをかけてもいい感じの付け合わせでだとおもいます。
冷蔵庫の野菜室に、少しばかりしなびかけた和歌山県産の<絹さや>がありましたので、「玉子とじ」と何か別のおかずをと考えましたが、他の惣菜を作れそうな素材がありません。
鶏肉がありましたので、出汁を使い手間が変わらない【親子丼】に決めました。
<絹さや>の背スジを取る作業を行うたびに、新聞紙を広げたその上で、祖母の手伝いをしながら背スジを引いていたのを懐かしくおもいだします。
本来<絹さや>は4~6月頃が旬だとおもいますが、促成栽培でしょうか小さめの<絹さや>でしたが、とじる時間を見計らい、色あせずきれいな色のままいただくことができました。
先月末の2月28日(金)をもって、元町商店街4丁目にありました茶房【ウィーン】がお店を閉められました。
1957(昭和32)年からですので、56年間の営業に終止符です。
後継ぎの問題が一番大きいでしょうが、喫茶店自体が時代にそぐわないのかなとも感じます。
昨年は兵庫区荒田町にありました 「フェニックス」 さんが45年の営業を終えられていますし、メトロこうべ(新開地タウン)の 「ローラン」 さんも40年を超える営業でしたが閉店しています。
【ウィーン】の店内は奥行きが長いお店で、木目の壁と床が落ち着いた雰囲気を出しており、壁に取り付けれれた照明器具もいい感じでした。
2代目さんも70歳ということで潮時と考えられたようですが、「茶房」という響きが似合ったお店だけに、残念なことです。
本日は17:00で終了しますが、JR神戸駅南側の地下街「デュオドーム」で開催されています 【神戸花物語】 の会場の一角で、目を引く青色の<チューリップ>を見つけました。
「えっ!」と驚いたのですが、「葉」を見ますと「葉」も青くなっており、この花たちも 「ハボタン」 や 「レインボーローズ」 と同様に、顔料で色付けされた花弁だと分かりました。
試み的には面白いとおもいますが、品種改良とは違う見た目優先の作為を感じてしまい、あまりいい印象は持てませんでした。
本来は「白色」の花弁だとおもいますが、栽培業者にとっては売れることが必須でしょうから、それなりの宣伝効果はあるようで、みなさん熱心に写真を撮られておりました。
いつもおすそ分けをいただく<ペコちゃん>ですが、本日は土曜出勤だったようです。
なかなか会えない長距離トラックの運転手の<ち~ちゃん>と遭遇、二人並んでワイワイと会話を楽しんでいました。
お店のオネイサン達も<ペコちゃん>からよくおすそ分けの差し入れをいただいていますので、今宵は<はまちゃん>から【野菜サラダ】のサービスです。
「もろきゅう」に使う胡瓜の端っこ部分を捨てることななく、うまくキャベツと合わせているのは、さすが居酒屋ならではの盛り付けだと感心しておりました。
< シンデレラ城 >
< シンデレラドレス >
JR神戸駅南側の地下街イベント広場の「デェオドーム」で、今年も【神戸花物語】が、明日の2日(日)17:00まで開催されています。
今回のテーマは「変身」ということで、『シンデレラ』物語を素材にした各種オブジェが、会場に置かれています。
<シンデレラ城>は「ビオラ」と「プリムラ」を使用したフラワーウォールで、花畑と城が描かれ、黄色いお月さんが浮かんでいました。
<シンデレラドレス>は様々な色合いの「チューリップ」で作られており、裏側に階段がありますので、みなさん顔だけ出しての記念撮影です。
その他にも白い「チューリップ」で作られた<馬車>や、<ガラスの靴>のフラワーウォールが飾られていました。
お昼ご飯を手軽にとなりますと、どうしても丼物が浮かんできます。
店先で見た「餃子の王将」の2月後半のサービスメニュー(西日本)が【回鍋肉(ホイコーロー)】でしたので、自分流にアレンジして挑戦です。
四川料理人として<陳建民>は、日本に「麻婆豆腐」を広めたことで有名ですが、この【回鍋肉】も彼が本場で使用する<蒜苗(ソンミョン:ニンニクの葉・芽)>を<キャベツ>に替えてアレンジした料理です。
「回鍋」とは、皮付きの豚肉を茹でるか蒸すかして一度調理した食材を再び鍋に戻して調理することを表しており、中国で「肉」といえば豚肉を指しています。
ネギ・ニンニク・生姜を炒め、豚ばら肉はひと口大に切り、キャベツとピーマンを混ぜ入れて炒め、下準備しておいたタレでからめて完成です。
ピリット豆板醤のきいた味噌だれで、色が濃くて見栄えは良くありませんが、おいしい丼が楽しめました。
本日、馴染みの立ち呑み屋「鈴ぎん:福寿」で呑まれていた最高齢者の <サカイさん> が亡くなられたと、とても悲しい連絡を受けてしまいました。
「ファルコンさん、いつも仲良く呑まれていたから連絡入れたよ」と、お店のオネイサンの心遣いで、今年の4月7日のお誕生日で102歳になられはずでした。
娘さんたちの家族に看取られながらの大往生だとかで、長女さんが昨日、「長年お世話になりました」と、「鈴ぎん:福寿」までご挨拶に来られたそうです。
いつも物静かに呑まれており、<サカイさん>の定番は小瓶の黒ビールにお酒が一合、肴は刺身とチーズクラッカーでした。
長年馴染みのお店で呑んでいますと、お別れは珍しいことではありませんが、若造にも関わらず仲良くさせていただいていただけに残念です。
突然の訃報にお別れの言葉も見つかりませんが、年に一度の「お誕生日おめでとうございます」の電話も、今年からは出来なくなりました。
名古屋のご当地ラーメンのひとつに「台湾ラーメン」があります。
今から40年ほど前に、名古屋市千草区今池にあります台湾料理店<味仙>が、賄い料理としていたのが広く普及したようです。
今迄に、本場名古屋の<寿がきや>さんの袋物の 「名古屋の味:台湾ラーメン」 と カップ麺の 「名古屋流:台湾ラーメン」 を食べてきています。
今回は、「ニュータッチ凄麺(すごめん)」のキャッチフレーズで有名な<ヤマダイ>(茨城県)の【名古屋台湾ラーメン】(218円:ファミリーマート)です。
極細麺ですが「かやく」をあけて熱湯で5分間待ち、添付されている後入れの「液体スープ」と「特製タレ」を入れますと、澄んだお湯が赤色に代わりました。
ノンフライ極細麺の味も良く、<味付肉そぼろ・ニラ>の具材も大きめです。
激辛ではありませんが、赤唐辛子の輪切りもたくさん入り、ニンニク風味のピリ辛味が楽しめました。
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