今夜<20:15>より「BS12トゥエルビ」にて、1969年5月31日より公開されました『現代やくざ 与太者仁義』の放送があります。
松竹時代には脇役に甘んじていた<菅原文太>ですが、東映に移籍後、前作『現代やくざ 与太者の掟』(1969年2月1日公開)に続いて「現代やくざシリーズ」シリーズの主役に抜擢されています。
4年ぶりに東京にやって来た「勝又五郎」は、実の兄で暴力団幹部「浩一」に自分の恋人「美佐」を奪われたことを知ります。三男坊の「徹」は「浩一」の命令で鉄砲玉となり、姿をくらましていました。「五郎」はかつての相棒の「黒田」と共に、兄「浩一」と対決すべく組に乗り込むのでした。
「勝又五郎」に<菅原文太>、「美佐」に<水谷良重>、「玲子」に<佐々木愛>、「山崎」に<渡辺文雄>、「本間」に<内田朝雄>、「伊藤」に<八名信夫>、「勝又徹」に<田村正和>、「黒田」に<中丸忠雄>、「勝又浩一」に<池部良>ほかが出演、監督は前作に続き<降旗康男>が務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1959年アメリカ製作の『原題/The Nun's Story』が、邦題『尼僧物語』として1959年8月22日より公開されました作品の放送があります。
永遠の人気女優<オードリー・ヘプバーン>が、実在の<マリー=ルイーズ・アベ(シスター・ルーク)>の半生を演じた、感動のヒューマンドラマです。<オードリー・ヘプバーン>は弱者への救済と慈愛に生涯を捧げる、天使のような尼僧を好演しています。
第二次世界大戦期のベルギーを舞台にした作品です。医師の娘「ガブリエル」恋人と別れ、途上国での医療支援の仕事を志し、コンゴで医療活動を行う修道会の尼僧「シスター・ルーク」となります。長い努力の末、希望がかなってコンゴへの赴任が実現するものの、現地活動中に結核に侵されてしまいます。同じ病院に勤める医師「フォルテュナティ」の熱心な治療のかいあって病状は回復しますが、意に反してベルギーに呼び戻されます。その頃、中立国のベルギーにドイツ軍が侵攻しベルギーは降伏。同胞を助けるための地下活動に加わるために、「ガブリエル」は還俗し尼僧院を出ていきます。
「シスター・ルーク/ガブリエル・バン・デル・マル」に<オードリー・ヘプバーン>、「フォルテュナティ博士」に<ピーター・フィンチ>、「マザー・エマニュエル」に<イーディス・エヴァンス>、「マザー・マチルダ」に<ペギー・アシュクロフト>、「バン・デル・マル博士」に<ディーン・ジャガー>ほかが出演、監督は<フレッド・ジンネマン>が務めています。
今夜<20:15>より「BS12トゥエルビ」にて、1969年2月1日より公開されました<菅原文太>の東映移籍後初主演作品で「現代やくざシリーズ」の第1作である『現代やくざ 与太者の掟』が、放送されます。
昭和32年、府中刑務所を出た「勝又五郎」は、暴力団や愚連隊が我がもの顔で歩く新宿の街に、立ち寄ります。「五郎」は天涯孤独の身の上で、少年院、刑務所とヨセバ暮らしを繰り返し、今また5年の務めを終えてシャバへ出たところでした。
「五郎」は、持ち金をスラれて困っているところを荒尾組の「福地」に救われます。折りしも荒尾組は、新宿を仕切る岩上一家の縄張りを狙っており、暴力団抗争の渦中に巻き込まれた「五郎」が、悪の華咲く新宿で、ドスを片手に己の道を突き進んでいきます。
「勝又五郎」に<菅原文太>、「福地鉄男」に<待田京介>、「石井直吉(刺青師)」に<志村喬>、「樋口道子(パチンコ屋の店員)」に<田村奈巳>、「江夏加奈子(福地の恋人)」に<橘ますみ>、「勝又百合」に<武原英子>、「ヤッパの政」に<山城新伍>、「荒尾徹(荒尾組組長)」に<安部徹>、「岩上剛治(岩上一家組長)」に<山岡徹也>、「小峯弥生(喫茶白馬の元オルガン奏者)」に<藤純子>、「五代竜三」に<若山富三郎>ほかが出演、監督は<降旗康男>が務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1995年アメリカ製作の『原題:The Bridges of Madison County』が、邦題『マディソン郡の橋』として、1995年9月15日より公開されました作品の放送があります。
1960年代のアメリカ中西部のアイオワ州マディソン群を舞台に、農園で暮らす「フランチェスカ」は、夫と子どもが牛の品評会にでかけたため、一人で留守番をすることになります。そこに現れたのが、この地域にある屋根付きの橋を撮影するためにやってきた写真家の「キンケイド」でした。橋を案内するうち、「フランチェスカ」は「キンケイド」に強くひかれます。2人は激しい恋に落ちますが、ふたりは結局別れることになります。
「ロバート」の死後に「フランチェスカ」は亡き恋人の遺品のカメラを受け取ります。「ロバート」は死後、火葬にされ、屋根付橋であるローズマン・ブリッジで散骨されていました。「フランチェスカ」は死後、火葬にして灰をローズマン・ブリッジに撒いてほしいという遺言を残して亡くなります。
平凡でささやかな家庭を持ちながらも、どこか満たされず中年となった「フランチェスカ」と、世界中を旅して過ごし離婚して老境にさしかかった「キンケイド」との、わずか4日間の秘められた恋を描いたこの作品は世界的な大ヒットとなりました。
「フランチェスカ」が「キンケイド」の車を追いかけ、信号待ちで、車のドア――を開けさえすれば新しい世界にお飛び出せるのですが、レバーを動かさず耐えるシーンは、心に残る<メリル・ストリープ>の最高演技でした。
「ロバート・キンケイド」に<クリント・イーストウッド>、「フランチェスカ・ジョンソン」に<メリル・ストリープ>、「キャロライン・ジョンソン」に<アニー・コーリー>、「マイケル・ジョンソン」に<ヴィクター・スレザック>、「リチャード・ジョンソン」に<ジム・ヘイニー>ほかが出演、監督は<クリント・イーストウッド>が務めています。
本日深夜<1:45>より「テレビ大阪」にて2011年アメリカ製作の『原題:The Lincoln Lawyer』が、邦題『リンカーン弁護士』として、2012年7月14日より公開されました作品の放送があります。
<マイクル・コナリー>の同名小説『リンカーン弁護士』(2009年6月・講談社)を<マシュー・マコノヒー>主演で映画化しています。
高級車リンカーンの後部座席を事務所代わりにロサンゼルスを駆けめぐる敏腕弁護士の「ミック・ハラー」は、女性への暴行容疑で告発された資産家の御曹司「ルイス・ルーレ」の弁護を依頼されます。無実を主張する「ルイス」の身辺調査を進めるうちに、「ミック」が過去に担当した事件と今回の事件とに類似点が見つかり、そのことから「ミック」はかつてない危機に巻き込まれていきます。
「ミック・ハラー」に<マシュー・マコノヒー>、「マギー」に<マリサ・トメイ>、「ルイス・ルーレ」に<ライアン・フィリップ>ほかが出演、監督は<ブラッド・ファーマン>が務めています。
konnya<19:30>より「BS12トゥエルビ」にて、1979年8月25日より公開されました『蘇る金狼』の放送があります。
<大藪春彦>の同名小説を<村川透>が監督を務め実写映画化しています。
29歳の平凡なサラリーマン「朝倉哲也」は、夜になるとボクシングジムで身体を鍛え上げ、自身が勤める大企業・東和油脂を乗っ取る野望に燃えていました。ある日、銀行の現金輸送車を襲い9000万円の強奪に成功した彼は、その金を安全な紙幣に変える過程で入手した麻薬を用い、上司の愛人である「京子」を手なずけながら、「京子」からの情報で会社の汚れた内部事情を把握し、邪魔者を次々と消していきます。
「朝倉哲也」に<松田優作>、「永井京子」に<風吹ジュン>、「小泉(東和油脂経理部長)」に<成田三樹夫>、「金子(東和油脂経理次長)」に<小池朝雄>、「竹島(東和油脂専務)」に<草薙幸二郎>、「清水(東和油脂社長)」に<佐藤慶>、「牧雪子(バー・ルナのマダム)」に<結城しのぶ>、「清水絵里子(清水の末娘)」に<真行寺君枝ほかが出演しています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、2019年10月4日より公開されました『愚行録』などの<石川慶>が監督を務めた『蜜蜂と遠雷』の放送があります。
第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞をダブル受賞した<恩田陸>の小説『蜜蜂と遠雷』(2016年9月・幻冬舎)を実写映画化し、まるで聴衆として国際ピアノコンクールを聞きにきているかのような緊張感のある映画に仕上げられています。主演の<松岡茉優>は、かつて天才少女と呼ばれたピアニストの復活を、セリフの少ない表情のみで表現する演技は見事です。
優勝者が後に有名なコンクールで優勝するというジンクスで注目される芳ヶ江国際ピアノ。コンクールに挑むのは「栄伝亜夜」(松岡真優)、「高島明石」(松坂桃李)、「マサル・カルロス・レヴィ・アナトール」(森崎ウィン)、「風間塵」(鈴鹿央氏)の4人でした。
長年ピアノから遠さがっていた「栄伝亜夜」、年齢制限ギリギリの「高島明石」、優勝候補の「マサル・カルロス・レヴィ・アナトール」、謎めいた少年「風間塵」は、それぞれの思いを胸にステージに上がります。
今夜<21:00>より「カンテレ」にて2016年3月21日より公開されました、『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載の<松井優征>による人気コミックを、<羽住英一郎>が監督を務め実写映画化した『映画 暗殺教室』の放送があります。
名門進学校・椚ヶ丘中学校の落ちこぼればかりが集められた3年E組に、突如として謎のタコ型生物が現われます。すでに月の7割を破壊したというその生物は、1年後に地球の破壊も予告しており、多くの刺客や軍隊が暗殺を試みるも全て失敗に終わっていました。
そして謎の生物は、自らの希望で椚ヶ丘中学校3年E組の担任に就任。通称・殺(ころ)せんせーの暗殺を政府から秘密裏に依頼された3年E組の生徒たちは、様々な手段で暗殺に挑む一方で、意外にも生徒思いな殺せんせーのもとで成長していきます。
「潮田渚」に<山田涼介>、「烏間惟臣」に<椎名桔平>、「赤羽業」に<菅田将輝>、「茅野カエデ」に<山本舞香>、「自律思考固定砲台」に<橋本環奈>、「イトナ」に<加藤清史郎>、「殺センセー」に<二宮和也>ほかが出演しています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、2008年アメリカ製作の『原題:The Curious Case of Benjamin Button』が、邦題『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』として2009年2月7日より公開されました作品の放送があります。
第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代の年老いた姿で生まれ、歳をとるごとに若返っていき、そこから徐々に若返って0歳で生涯を終えた「ベンジャミン・バトン」ですが、時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、奇妙な人生を描いています。
<F・スコット・フィッツジェラルド>の短編小説を『セブン』・『ファイト・クラブ』などの<デビッド・フィンチャー>が監督を務めて映画化しています。<ブラッド・ピット>を主演に据え、<ケイト・ブランシェット>、<ティルダ・スウィントン>が共演しています。
2008年度アカデミー賞では最多13部門にノミネートされ、美術賞、視覚効果賞、メイクアップ賞を受賞した作品です。
2023年10月6日より、テレビ東京にて『きのう何食べた?season2』の放送が始まりますが、今夜<21:00>より同系列の「テレビ大阪」にて、2021年11月3日より公開されました『劇場版 きのう何食べた?』の放送があります。
ゲイであることを隠しながら弁護士として働く〈シロさん〉こと「筧史朗」は、慎ましいストイック気味の倹約家ですが、きりっとした男前の見掛けによらず優柔不断な一面も持っています。将来に備えた家計管理の一つとして2人分の食費を月2万5千円(後に3万円)に収める事を目標にしながらも、仕事は最小限に定時で切り上げてまで2人の食事をつくることに喜びを感じています。
片やゲイであることを隠さず美容師の〈ケンジ〉こと「矢吹賢二」は、自分の「愛」に一途なロマンティストでありながら見た目に反して自分に厳しい一面も持っています。
そんな2人が、お互いの価値観の違いやゲイ・カップルである事ゆえの葛藤と向き合いながら、2人で一緒にいることの意味を確かめ合って絆を深める姿を「食」を通して紡ぐ物語です。
「筧史朗 / シロさんに<西島秀俊>、「矢吹賢二 / ケンジ」に<内野聖陽>、「小日向大策」い<山本耕史>、「井上航」に<磯村勇斗>、「三宅祐」に<マキタスポーツ>、「上町美江」に<高泉淳子>、「田渕剛」に<松村北斗>、「富永佳代子」に<田中美佐子>、「上町修」に<チャンカワイ>、「三宅玲子」に<奥貫薫>、「筧悟朗」に<田山涼成>、「筧久栄」に<梶芽衣子>ほかがっ出演、監督は<中江和仁>が務めています。
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