2016年公開の<桂望実>の同名小説 『嫌な女』 (2013年5月・光文社文庫刊)の 映画 『嫌な女』 で監督デビューした<黒木瞳>(60)の第2作目となる映画 『十二単衣を着た悪魔』 の追加キャストが発表されています。
同作は、<内館牧子>の小説『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』を映画化しています。就職試験59連敗中のフリーター「雷」が、アルバイトで『源氏物語』の世界を模したイベントの設営を終え帰宅する途中、激しい雷雨に見舞われ気を失い、目が覚めるとそこは千年以上も昔に紫式部によって書かれた『源氏物語』の世界だったというあらすじです。
「弘徽殿女御」に翻弄されながらも、陰陽師として成長していく「雷」役を<伊藤健太郎>が演じています。2020年11月6日より全国で公開されます。
新たに出演が発表されたのは、<LiLiCo>、<村井良大>、<兼近大樹>(EXIT)、<MIO>、<YAE>、<手塚真生>。<LiLiCo>は「雷」の実家の隣家に住む「ヤマンバ」こと「山下元子」役、<村井良大>は「雷」のバイト先の設営現場の派遣リーダー「木村」役、<兼近大樹>は「雷」のバイト先の展示場の設営責任者役、<MIO>は<伊勢谷友介>演じる「桐壺帝」の寵愛を受ける「藤壺女御」役、「YAE」は「桐壺帝」との間に「光源氏」を生む「桐壺更衣」役、<手塚真生>は「光源氏」と恋仲になる「六条御息所」役にキャスティングされています。
<綾野剛>と、北川景子>が共演する 『ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー』 の公開日が、11月13日に決定しています。
<中山七里>のサスペンス小説を、 『神様のカルテ』 (2011年)の<深川栄洋>が実写化した本作。警視庁捜査一課の敏腕刑事「犬養隼人」と冷静沈着な刑事「高千穂明日香」が、安楽死を手口とする連続殺人犯を追うさまが描かれます。
<綾野剛>が「犬養隼人」、<北川景子>が「高千穂明日香」を演じ、<岡田健史>が若手刑事「沢田」役で出演。また、<前野朋哉>、<青山美郷>、<石黒賢>が警視庁捜査一課の一員役で脇を固めています。
新型コロナウイルスの影響で、4月24日より 公開が延期 されていました、『エル ELLE』の<イザベル・ユペール>が主演を務め、ポルトガルの世界遺産の町シントラの美しく幻想的な風景を舞台に描いたフランス・ポルトガル合作の人間ドラマ『ポルトガル、夏の終わり』が、2020年8月14日より全国で公開されます。
ヨーロッパを代表する女優「フランキー」は自らの死期を悟り、「夏の終わりのバケーション」と称して一族と親友をシントラに呼び寄せます。彼女は自分の亡き後も愛する者たちが問題なく暮らしていけるよう、すべての段取りを整えようとしていました。
しかし、それぞれ問題を抱える彼らの選択は、「フランキー」の思い描いていた筋書きを大きく外れていきます。
共演に『ロンドン、人生はじめます』 (2017年・監督: ジョエル・ホプキンス)の<ブレンダン・グリーソン>、『スパイダーマン』シリーズの<マリサ・トメイ>、 『2重螺旋の恋人』 (2017年・監督: フランソワ・オゾン)の<ジェレミー・レニエ>らが名を連ねています。
監督・脚本は、『人生は小説よりも奇なり』 (2014年)の<アイラ・サックス>が務めています。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品です。
<高橋伸彰>の監督作『夏の夜の花』が、第21回ハンブルク日本映画祭に正式出品されています。
2019年の東京神田神保町映画祭ファンタスティックフィルムコンペティションにて、グランプリを受賞した本作。一度壊れてしまった、大阪に住む中華系の親子の愛情が再生するさまが描かれます。中国留学経験のある<高橋伸彰>が、大阪芸術大学と中央戯劇学院の学生と協力し、自身の卒業作品として制作しました。
<梅舟惟永>、<ジャック・リー>、<林恒毅>、<谷原広哉>が出演。プロデューサーは<荒井智晴>が担当しています。
なお、第21回ハンブルク日本映画祭は新型コロナウイルスの影響によりオンラインにて開催。8月19日から9月2日まで配信上映されます。
累計発行部数1400万部を突破した<吾峠呼世晴>の大ヒット漫画を原作としたアニメ「鬼滅の刃」の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、2020年10月16日より全国で公開されます。
「炭治郎」らが無限列車に乗り込む場面で終了したテレビアニメ版『竈門炭治郎 立志編』最終話のその後の物語が描かれます。
蝶屋敷での修業を終えた「炭治郎」たちは、次なる任務の地、〈無限列車〉に到着します。そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているといいます。「禰豆子」を連れた「炭治郎」と「善逸」、「伊之助」の一行は、鬼殺隊最強の剣士である“柱”のひとり、炎柱の「煉獄杏寿郎」と合流し、闇を往く〈無限列車〉の中で、鬼と立ち向かうのでした。
コミックス累計発行部数2500万部を突破し、アニメ版や舞台版も人気の<渡辺航>のスポーツ青春漫画『弱虫ペダル』(『週刊少年チャンピオン』・秋田書店)を実写映画化した『弱虫ペダル』が、2020年8月14日より全国で公開されます。
運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生「小野田坂道」。ひょんなことから高校の自転車競技部に入った彼は、自転車選手として思わぬ才能を発揮します。そして初めてできた仲間のために、自分の限界や壁を越えてともに走る喜びを見いだしていきます。
アイドルグループ「King&Prince」の<永瀬廉>(21)が、映画初主演の『うちの執事が言うことには』(2019年・監督:久万真路)に続き主演を務め、主人公の良きライバル「今泉俊輔」を<伊藤健太郎>(23)、自転車競技部のマネージャー「寒咲幹」を<橋本環奈>(21)がそれぞれ演じています。
監督は『旅猫リポート』(2018年) ・ 『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016年)の<三木康一郎>が務めています。
富山県の小さなテレビ局が地方政治の不正に挑み、報道によって人間の狡猾さと滑稽さを浮き彫りにする様子を描いたドキュメンタリー『はりぼて』が2020年8月16日より全国で公開されます。
市議14人をドミノ辞職に追い込んだ「政務活動費を巡る調査報道」で日本記者クラブ特別賞、日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞、民間放送連盟優秀賞(テレビ番組報道部門)、菊池寛賞などを受賞した富山のローカル局「チューリップテレビ」が、その後3年間にわたって取材を重ね、テレビ番組放送後の議会のさらなる腐敗と議員たちの開き直りともいえる姿を追います。
2016年、「チューリップテレビ」のスクープ報道により、「富山市議会のドン」といわれる自民党重鎮の不正が発覚しました。これを皮切りに議員たちの不正が次々と判明し、半年間で14人もの議員が辞職する事態に。富山市議会はその反省をもとに厳しい条例を制定しますが、3年半が経過した2020年には、議員たちは不正が発覚しても辞職せず居座るようになっていました。そんな議員たちを取材し、政治家の非常識な姿や滑稽さを目の当たりにしていく記者たちの姿が描かれています。
プロデューサーに<服部寿人>、監督は、<五百旗頭幸男>と<砂沢智史>が務め、 撮影を<西田豊和>が担当しています。また (声の出演)として< 佐久田脩>が務めています。
『水俣曼荼羅』 の<原一男>(75)が監督したドキュメンタリー『ゆきゆきて、神軍』(1987年)が、主人公<奥崎謙三>(1920年2月1日~2005年6月16日)の生誕100周年記念として2020年8月14日より全国で順次公開されます
『ゆきゆきて、神軍』は、昭和天皇パチンコ狙撃事件で知られるアナーキスト <奥崎謙三> がニューギニア戦線で起きたある疑惑の真相を探るべく、当時の上官を訪ね歩く姿を追った作品です。戦後75年を迎え、奥崎の生誕100周年となる2020年に開催される「夏の神軍祭り」では、全国のミニシアター(神戸=「元町映画」他)で<原一男>によるオンラインも含めた舞台挨拶が予定されています。
<奥崎謙三>から本作のパート2を作るよう説得されるも、それを断ったという<原一男>です。「だが奥崎さんの死後10年以上経った今となって、あの時、『はい。パート2を作りましょう』と答えていたら、<奥崎謙三>は、今の汚濁と腐敗に満ち満ちた世の中に対して風穴を開けるようなアクションを仕掛けただろうか?と夢想することがある」とコメントしています。
バングラデシュからパリに逃れた政治難民の少年がチェスのチャンピオンを目指した実話をもとにしたヒューマンドラマ『ファヒム パリが見た奇跡』が、2020年8月14日より全国で公開されます。
バングラデシュで天才チェス少年として有名だった「ファヒム」は、8歳の時に父親とともに家族を残しパリに移り住むこととなりました。政治難民としてフランスに到着し、強制送還に怯える日々を送る中、「ファヒム」はフランスでもっとも優秀なチェスのコーチの1人である「シルヴァン」に出会います。
最初は警戒心を抱いていた「ファヒム」と「シルヴァン」は、次第に友情を築いていきます。チェスのフランス国内大会がスタートする一方で、「ファヒム」に強制送還の脅威が迫っていました。
「ファヒム」役に<アサド・アーメッド>が演じ、「シルヴァン」役を『シラノ・ド・ベル・ジュラック』などで知られるフランスの名優<ジェラール・ドパルデュー>が演じています。監督は俳優としても活躍する<ピエール=フランソワ・マンタン=ラバル>が務めています。
2018年9月28日、日本公開のラブコメディ 『クレイジー・リッチ!』 が、8月24日(月)深夜25:59~27:59に日本テレビの「映画天国」で地上波放送されます。
<ケビン・クワン>の小説をもとにした『クレイジー・リッチ!』は、シンガポールを舞台に主人公「レイチェル」の葛藤と成長を描く物語です。アジア屈指の不動産王の御曹司である「ニック」を恋人に持つ彼女が、2人の交際をよく思わない「ニック」の母や家族、親戚、元恋人らとバトルを繰り広げる中で、自身にとっての幸せを見つけようと奮闘する姿がユーモラスに描かれていきます。
監督は、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016年)の<ジョン・M・チュウ>が務めています。「レイチェル」を<コンスタンス・ウー>が演じ、、「ニック」を<ヘンリー・ゴールディング>、、「ニック」の母親「エレノア・スン=ヤン」を<ミシェル・ヨー>、<オークワフィナ>、<ソノヤ・ミズノ>らが共演に名を連ねています。
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