賃貸アパート大手の「レオパレス21」が、施工不良が発覚した外壁の改修工事を回避する方向で検討していることが28日、分かっています。925棟で耐火や防火に関する国の認定に合わない不備が発覚していますが、安全性は確保されているとして、工事をせずに認定を取得したい考えのようです。国は耐火や防火試験の結果などを踏まえ、申請内容に問題がなければ認定を出す。
ただ同社に対する信頼は低下しており、物件所有者の反発は必至だとおもいます。現状のままでは不安を覚え、退去者が相次ぐ可能性もあるといえるからです。
「レオパレス21」は、外壁の内側に金属製の部材を設置する国認定の仕様で施工するとしていましたが、実際は発泡ウレタンを使っていました。
耐火性能の認定を取得するまでの期間の安全性の担保は誰が保証するのかが明確でない気がしていますし、建設時に認められていない施工で違法建築なのですが、社内検査を通し引き渡す行為、耐火性能さえあればいいだろうという同社の考え方にも賛同できません。
< ロースタリーの象徴「キャスク(貯蔵庫)」 >
スターバックス コーヒー ジャパンは、2月28日に日本初の体験型店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京(以下、ロースタリー)」を東京・中目黒に開業します。
2016年より開発に取り組んでいた同社は、本日27日報道陣にオープンに先駆けて店舗をお披露目しています。
同ロースタリーは、シアトル・ミラノ・上海・ニューヨークに続き、世界で5番目となる注目の店舗。建築家<隈研吾>氏とスターバックスのデザインスタジオのコラボレーションによって、初めて一から建物を設計・建築を行っています。
地上4階建てのロースタリーは、フロア毎で様々な形でスターバックスの魅力が楽しめます。コーヒー以外にも、ティーブランド「TEAVANA(ティバーナ)」やカクテルなどの特別メニューも用意。通常の店舗よりもアップグレードされた、国内最高峰の「コーヒー体験」ができる店舗だそうです。
3月5日、兵庫県立美術館の第2展示棟(Ando Gallery 2階)で「建築家・安藤忠雄ギャラリートーク」が開催されます。先着順で、参加者を募集中です。
第2展示棟Ando Galleryは、今年5月のオープン予定となっています。延床面積約860平方メートル、鉄骨造3層の建物で、兵庫県立美術館を設計した建築家<安藤忠雄>さんが設計し、展示棟とギャラリー棟の間の屋外スペースに建てられている。展示室には<安藤。さんが過去に設計した「光の教会(大阪府茨木市)」や「淡路夢舞台(淡路市)」などの建築作品模型のほか、「ブルス・ドゥ・コメルス(フランス)」など最新プロジェクトの模型も展示されます。
ギャラリートークは「現代美術とともに青春を生きる」をテーマに実施。講演会前後には安藤さんの書籍販売を兼ねたサイン会も行われる予定となっています。
北九州市は2017年末に閉じたテーマパーク、スペースワールドの跡地 に市の科学館を建設する方針を固めた。同跡地はイオンモールが21年に複合商業施設を計画しており、科学館もモールの文化娯楽エリアに接して設けられます。ロボットや宇宙などをテーマに全世代を対象とした新科学館の開設を目指すようです。
イオンモールとは最低30年の借家契約を結ぶ予定で協議しており、2022年以降に宇宙やロボットなど先端技術の体験を重視した施設を開業する見通しです。「技術系人材の育成」「北九州の技術発信」などをコンセプトに、地元の産学とも連携して科学の面白さを体感できる展示を目指し、プラネタリウムも設置される予定です。
科学館は近隣にある市の児童文化科学館の老朽化で検討されていました。市は3月議会に提出する2018年度3月補正予算案(総額128億2688万円)で、新科学館の計画費6870万円を計上します。
まもなく閉館する京都商工会議所(1964(昭和39)年竣工)のビル1階に、モザイクで彩られた大理石の床があります。黒の石で十二支を描いたシンプルさが特徴で、全国の公共施設やホテルでモザイクを手掛けた洋画家の故<矢橋六郎>さん(1905~88)の作品として知られていますが、ビルの閉館後は建物と一緒に取り壊される予定で、愛好家から「モザイクは何百年も生き続ける石の芸術。あっさりと壊してしまうのはあまりにもったいない」との声が上がっています。
モザイクは、壁面や天井に石やタイルなどの小片を埋め込んで図柄を表す芸術で、古代ローマ帝国の時代から教会などの装飾技法として伝えられてきました。日本では第2次世界大戦後の高度成長期の頃に作られたものが多く、<矢橋>さんが手掛けた建築物としては、1964年に完成した「京商ビル」のほか、天井に巨大なモザイク画がある 「中日ビル」(1966年、名古屋市)、東京の「三島由紀夫邸」(1959年)、「岐阜県庁舎」(1965年)などがあります。
「京商ビル」のモザイクは、直径5メートルほどの円形で、普段は喫茶スペースのテーブルやいすに遮られて分かりづらいものの、十二支の動物がバランス良く配されています。
全国的には、「中日ビル」の天井画が全面的に保存される予定のほか、東京の国立競技場にあったモザイク壁画も保存される方向で進んでいるといいますが、「京商ビル」ではモザイクを残す予定はありません。
「京都で古い建物などがどんどん壊されている昨今、京都商工会議所として3月5日の移転が迫っているだけに、歴史あるモザイクの行方が気になる「京商ビル」の解体です。
賃貸アパート大手「レオパレス21」(東京都中野区)の違法建築問題で、同社が2012年12月に建築基準法に違反する物件について検討していたことを示す社内文書の存在が21日、明らかになっています。一連の違法建築問題について同社はこれまで「昨年、物件オーナーからの指摘で判明した」と説明していましたが、6年前に問題を認識していた可能性が出てきました。
この文書は、同社側から入手した共産党の<宮本岳志>議員が21日の衆院予算委員会で明らかにしました。文書の内容は国土交通省も把握しているようです。
文書は2012年12月26日付で、賃貸借契約や物件の瑕疵(かし)を巡って物件オーナーから損害賠償を請求された訴訟の経緯などをまとめたもの。「一番の懸念は、現時点で『レオパレスが建築基準法違反』という記録が残ること」とし、「本裁判における当社の選択肢」という項目では「本裁判において、建築基準法違反という文言は記載されない」「本裁判にかかわった弁護士らにオーナーが相談した場合、高い確率で建物検査をアドバイスされる懸念あり」などと書かれています。
同社は昨年4月、自社ブランド「ゴールドネイル(GN)」シリーズなどで屋根裏などに延焼防止の仕切り壁が未設置だった問題を公表しました。今回明らかになった文書の中で顧問弁護士の助言として「本裁判以降、(GN)の瑕疵について完全に蓋をすることは不可能である」「1部上場企業でコンプライアンス順守を表明している以上、(GN)の修繕については今後プロジェクトを組んで対応すべきだ」といった記載があったようです。
< 大阪・梅田「茶屋町あるこ」の外観イメージ(画像:阪急阪神不動産) >
阪急電鉄(大阪市)などはこのほど、旧「阪急古書のまち」跡地(同市北区芝田1)に、新たな飲食街「茶屋町あるこ」を3月28日にオープンすると発表しています。関西初出店を含む多彩な7店舗が登場します。
新施設は阪急梅田駅北側の高架下1階部分で、広さは約620平方メートル。現在、同社などは高架沿いの歩道の拡幅工事などを進めており、新施設の完成と合わせて周辺をより街歩きが楽しめるエリアに生まれ変わります。
関西初となるステーキ店「カルネジーオ ウエスト」をはじめ、イタリアンやスペイン料理、ベーカリーカフェなどが進出。新施設の名称は高架部分の線路がカーブして弓状になっているのにちなみ、イタリア語で「弓」を意味する「アルコ」と、日本語の「歩こう」をもじって付けられています。
同高架下2階部分の「阪急かっぱ横丁」の店舗は引き続き営業します。
賃貸大手「レオパレス21」の施工不良問題を巡り、国土交通省が同社に対する処分の検討に入ったようです。
営業停止や業務改善命令を出す可能性がでてきます。レオパレスが昨年公表した施工不良に関し、173自治体が計1895棟の建築基準法違反を確認。対象の物件の補修工事は停滞しており、信頼性が一段と問われそうです。
「レオパレス21」は、同社が手掛けた約3万9千棟の施工物件全てを調査しています。今年2月、新たに1324棟の施工不良を発表し、天井の耐火性能が不足する物件では3月末までを目安とした転居の要請を始めていますが、難航状態 が続いているようです。
< 「須磨消防署新庁舎」の完成予想図(画像:神戸市) >
阪神・淡路大震災時の教訓を踏まえ、免震構造を採用し、最大72時間稼働できる非常用自家発電機や非常用排水槽を設置するなど、庁舎の自立機能を強化した「須磨消防署新庁舎」が完成しました。これを市民、関係者に披露する目的で竣工式が、2019(平成31)年223日(土:10:00~11:00)に開催されます
※新庁舎の概要
敷地面積 2,672.52平方メートル、建築面積 1,053.56平方メートル、延べ面積 3,265.18平方メートル
・構造(庁舎棟)鉄骨造(一部、コンクリート充填鋼管造ほか)5階建
(訓練棟)鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)2階建
(ホース干塔)鉄骨造
・特徴 市内の消防署で初めてレイアウト変更可能な訓練スペースが、導入されています。
賃貸住宅大手「レオパレス21」のアパートの施工不良問題で、<石井>国土交通相は19日午前の閣議後記者会見で、1月末時点で全国の計1895棟が建築基準法違反と認定されたことを明らかにしています。
全国173の自治体から報告があったといいます。兵庫県内では60棟 が報告されています。また、再発防止策などを検討するため国土交通省が外部有識者委員会を設置することも明らかにしています。
同社は昨年、アパートの一部で、延焼や音漏れを防ぐためにある天井裏の壁がないことなどを公表。全国の3万9000棟余りを対象に調査しており、今月7日には、外壁などに施工不良がある物件が新たに1324棟見つかったと発表しています。
一連の問題について、<石井>氏は同社に対し、原因究明結果を1か月以内に報告するよう要請。年度内に開催予定の有識者委では、再発防止策とともに、アパートなどの共同住宅の建設時における課題などを検討します。
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