< 基本的に大正創建当時の姿に復原される門司港駅の駅舎イメージ(画像:JR九州) >
JR九州は、保存・復原工事を進めている鹿児島本線 門司港駅(北九州市門司区)の駅舎としてのグランドオープンを、2019年3月10日(日)に行います。
門司港駅は九州における鉄道の玄関口として、1891(明治24)年4月1日に「門司」駅として開業。1914(大正3)年に移転し、このときから現在の駅舎が使われています。1942(昭和17)年4月1日、関門海峡をくぐる関門トンネルの開通にあわせ、「門司港」駅に改称。1988(昭和63)年11月18日には鉄道駅として初めて、駅舎が国の重要文化財に指定されました。
駅舎の工事は2012年に着手され、以降、解体調査や復原が進められてきました。今回のグランドオープンに伴い、1階ではスターバックスコーヒーが、2階では「みかど食堂by NARISAWA」 (貴賓室含む) が新たに営業を開始します。あわせて、1階は待合室と展示スペース、2階は次室が開設されます。
なお、駅舎全体の工事はグランドオープンの時点で完了しますが、一部駅周りは2019年秋ごろまで工事が続く予定です。
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