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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#園芸」の検索結果1916件

「推定樹齢300年のオリーブの木」@大丸神戸店

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「推定樹齢300年のオリーブの...
大丸神戸店(神戸市中央区)1階に、平和と繁栄の象徴である推定樹齢300年のオリーブの木が据え付けられています。

大丸の創業300年に合わせ、オリーブが日本に初めて持ち込まれたのが神戸港とされることにちなんだ企画ですが、「感謝の大樹」と銘打ち全国の大丸4店舗にも飾られ、10月3日(火)まで観賞できます。

世界の植物を収集する「プラントハンター」として知られる「そら植物園」代表<西畠清順>さんが協力しています。

海外産のオリーブの木は、高さ約3・5メートル、重さ約1トン。樹齢300年もすごいですが、搬入据え付けの作業も苦労したことだと思います。
#園芸 #植物 #樹木

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ファルコン植物記(1975)筒状の花【ナンバンギセル】

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ファルコン植物記(1975)筒...
【ナンバンギセル(南蛮煙管)】は、ハマウツボ科ナンバンギセル属の他の植物の根に寄生して、そこから養分を取りながら生育する一年草の寄生植物です。寄生するのは主にイネ科やカヤツリグサ科などの単子葉植物で、具体的にはイネ、ススキ、サトウキビ、ミョウガ、ギボウシなどが挙げられます。

花が咲くまで姿がほぼ見えないので夏~秋の開花時期にいきなり生えてきたように錯覚しますが、生育期には茎は地際~地中にあり鱗片状の葉を付け寄生主の養分を取って生長しています。夏以降にそこから花柄をにょっきりと伸ばして地上にお目見えするという寸法です。

花柄の先端にはぷっくりとふくらんだ萼(がく)があり、そこから淡い紅紫色(まれに白色)の花を一輪、うつむきかげんに咲かせます。花は筒状で先端が浅く5つに切れ込んでいます。その姿をかつて南蛮人と言われていたポルトガル人やスペイン人の船員がくわえていたマドロスパイプに見立てて「ナンバンギセル」の名前が付いています。

万葉集では「思草(おもいぐさ)」の名前で登場しており、古くから日本で親しまれていた植物だといえます。うつむきかげんに咲く花の姿から来た名前でしょうか。

ナンバンギセルの他に、やや大型のオオナンバンギセルも知られています。学名のアエギネティアはギリシアの医師<アエギネタ>の名前にちなみます。
#園芸 #植物 #花

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ファルコン植物記(1973)【イチジク】

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我が家の狭い庭に根付いた【イチジク(無花果)】の実が、熟しています。

【イチジク)】は、クワ科イチジク属の落葉高木で、またその果実をことを指し、原産地はアラビア半島南部です。おいしい果実ができますので、どうみても観葉植物の 「ガジュマル」 や 「インドゴムノキ」 の仲間とは思えません。

葉は3裂または5裂する掌状をしており、日本では浅く3裂するものは江戸時代に渡来した品種で、深く5裂して先端が丸みを帯びるのは、明治時代以降の品種です。

野生種の本来の【イチジク】は、「イチジクコバチ」が受粉の媒介をしますが、国内で栽培されている品種は、昆虫の媒介を必要としない「単為結果」という性質のため自家受粉で結実しています。
#園芸 #果実 #植物

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ファルコン植物記(1972)ど根性な(36)【テッポウユリ】(3)

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先だって、お隣の家の石垣から健気に花茎を伸ばし咲いている 【テッポウユリ】 も、大きな球根に育つことを期待していますが、石垣に比べて階段は、邪魔になるということで刈られるのではと心配です。開花の状態のままというのは、住民の方は気にされていないということで、結実が期待できそうです。

#園芸 #植物 #花

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ファルコン植物記(1971)ど根性な(35)【テッポウユリ】(2)

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我が家の北側の住宅の石垣に、ど根性な【テッポウユリ】が咲いているのを見つけました。

【テッポウユリ(鉄砲百合)】は、ユリ目ユリ科ユリ属の多年生草本球根植物です。こんなところに球根が根付いているとは驚きで、信じられませんでした。

本種は外見・生態上の特徴が後述の近縁種 「ユリ」 が、不届きな輩に 蕾が千切られていた ことがありましたが、なんとか元気に咲き終わり。多年生草本らしく来年の夏の開花を楽しみにしたいものです。
#園芸 #植物 #花

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ファルコン植物記(1970)<変化朝顔>(2)【桔梗咲き】

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いろんな突然変異などを使って品種改良を加えた変わりだねの朝顔を<変化朝顔>と呼んでいます。【桔梗咲き朝顔】も<変化朝顔>のひとつです。

前回紹介した<変化朝顔>の 【雪美人】 ほど花姿に驚きはありませんが、通常の花びらの内側にもう一回り花びらがある形状を持ち、「桔梗」のような花径6~7センチ程度の小さな花を沢山つけますが、品種的には生命力が弱く、育てにくい品種です。
#園芸 #植物 #花

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ファルコン植物記(1969)<変化朝顔>【雪美人】

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ファルコン植物記(1969)<...
古く中国から伝来したアサガオは、江戸時代に庶民に栽培が広がるとともに、急速に品種改良が進み、<変化朝顔>と呼ばれる品種群が完成しました。

大名屋敷や寺院で門外不出だった「菊」や「椿」、「撫子」 などと違い、「朝顔」は、江戸の庶民の娯楽として長年発展してきました。
失われた品種も多いのですが、現在でも趣味家や研究会を中心に江戸時代からの品種が、連綿と受け継がれています。

江戸時代を舞台にした小説 『花合せ 濱次お役者双六』<田牧大和> や 『ぬけまいる』<浅井まかて>などには、<変化朝顔>の当時の様子がうまく描かれています。

この白色の【雪美人】、これがヒルガオ科サツマイモ属に属する「アサガオ」なのかと訝る花姿をしています。一見、「カワラナデシコ」 の変種か 「サギソウ」 の変種かと思わせる花弁の形に驚かされますが、これぞ<変化朝顔>という風格を漂わせています。
#園芸 #植物 #花

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ファルコン植物記(1968)<アジサイ>(18)【キヨスミサワアジサイ】

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「サワアジサイ」というのは、「ヤマアジサイ」のことで、本種はその変種になります。

【キヨスミサワアジサイ(清澄沢紫陽花】の名称は、千葉県の清澄山が原産地ということに由来しています。

良く枝が伸び、直上する性質があり、ガク咲きで、装飾花の白いガク片の縁に紅色の斑が入るのが特徴で、美しい色合いを見せてくれます。

性質が丈夫なため、多くの園芸品種の母種として利用される品種です。
#園芸 #植物 #花

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ファルコン植物記(1967)<アジサイ>(17)【タマアジサイ】

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【タマアジサイ(玉紫陽花】は、蕾が球形をしていることから名付けられています。

樹高は約1.5メートル程度。
葉は長さ10ー21センチの楕円形で先がとがる。葉や幹など全体に短毛が生えており、ざらついています。葉に葉柄があり、枝に対生し、葉の形は楕円形から倒卵形で、大きいもので長さ25センチ、幅14センチほどになる。縁は細かい鋸歯状になり、葉の表面、裏面ともざらついています。

装飾花は大きさ20ー32ミリで白色、両性花は大きさ2ー5ミリで紫色であり、花序は直径10ー15センチほどである。つぼみの大きさは径1.5センチ、長さ1.2センチ程度で、開花に従い包んでいた苞(ほう)は落ちます。山地で自生する場合、花は8-9月にさきますが、平地で栽培しているものは6-7月ごろに咲き始めます。

花期は一般の紫陽花が咲き終わる頃からが開花時期で7月から9月にかけて咲き、苞に包まれ玉状になった蕾が裂けるように開花し、淡紫色の小さな両性花の周りに花弁4枚の白色の装飾花が縁どります。
#園芸 #植物 #花

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ファルコン植物記(1966)多肉植物【月兎耳】

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【月兎耳(ツキトジ)】は、マダガスカル原産のベンケイソウ科カランコエ属の多肉植物です。

学名の「tomentosa(トメントーサ)」は、「細かい綿毛がびっしり生えた」という意味を持ち、葉や茎が細かいうぶ毛でおおわれている姿に由来しています。その為、葉自体は緑色ですが、全体の色合いは白っぽく見えます。

葉は楕円形で、ふっくらとした厚みがあり、先端がゆるくギザギザになっており、その部分が点々と黒~茶褐色に色づきます。

和名の【月兎耳(ツキトジ)】は、葉の姿をウサギの耳に見立てて名付けられています。
#園芸 #植物

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