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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#園芸」の検索結果1916件

ファルコン植物記(1894)暗赤色の葉【モミジバゼラニウム】(2)

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以前に【モミジバゼラニウム】の 「花」 を アップしていますが、今回はきれいな色合いの「葉」です。

<ゼラニウム>はフウロウソウ科テンジクアオイ属の常緑多年草で、原産地は南アフリカ、開花時期は4月~11月ですが、まだ花茎は伸びていませんでした。

この【モミジバゼラニウム】は、カナダの<イアン・ギラム>氏が、1986(昭和61)年に作出した園芸品種です。

草丈30~45センチ、<モミジ>のような暗赤色に黄緑色の覆輪が入ります。
別名「バンクーバー」という名が付けられていますが、作出されたカナダを表す地名なのか、「葉」がカナダの有名なモミジ(メイプル)に似ているからかは、知り得ていません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1892)<一日花6-7>【コマツヨイグサ】

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夕方に開花、朝方にはしぼんで花弁を赤くして枯れてゆく<一日花>の【コマツヨイグサ】ですが、お昼前のこの時間に咲いているのに驚き、また開花時期も初夏の7月頃のイメージがあるのですが、少しばかり早い開花に、これまた驚いています。

アカバナ科マツヨイグサ属の中で一番小さな花を咲かせますので、【コマツヨイグサ(小待宵草)】の名称が付けられ、原産地は北アメリカ、1910年ごろに帰化植物としての確認がされています。

葉は羽根状に裂けたモノから、浅い波状まで多形で、花径は2~3センチ、淡い黄色の4弁花、蕚の下部は2センチほどの筒状をしています。

風邪の強い海岸地に適応しているのか、茎は直立せず地を這うように横に分枝しながら伸び、繁殖力は旺盛です。
#園芸 #花 #野草

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ファルコン植物記(1891)青紫色の斑紋<一日花13-3>【シャガ】

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ファルコン植物記(1891)青...
我が家の庭(通路)に、今年もきれいに【シャガ(著莪)】が咲き出しています。
肥料等を与えているわけではありませんので、50~60センチあった草丈も今年は20センチばかりと年々草丈も低くなり、花径も小さくなってきているように思えます。

アヤメ科アヤメ属に分類され、アヤメに似た花姿ですが、フリルのある白い花弁に青紫色と黄色の斑紋が入る花姿は、わたしの好きな花のひとつです。

学名は「 Iris japonica 」ですが、原産地は日本ではなく中国、帰化植物として野生化しています。

【シャガ】の名称は「ヒオウギ」の漢名「射干」を日本語読みしたといわれ、扁平な葉の形が「ヒオウギ」に似ているところから、間違って名付けられたとされています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1890)青紫色の花<ワスレナグサ>(2)

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花壇を覆うように<ワスレナグサ>が、咲きほころんでいました。
季語は春、花期は3月~5月頃、青紫色の花径6~9ミリの小さな5弁花を咲かせ、花冠の基部は、黄色もしくは白色の目(小斑点)を持っています。

<ワスレナグサ>といえば、<菅原洋一>の『忘れな草をあなたに』(1971年11月)を思い出しますが、当初は作曲家<江口浩司>が<ヴォーチェ・アンジェリカ(イタリア語で「天使の歌声」>という、国立音楽大学声楽科出身の6人グループのために作った曲で、キングレコードから1963(昭和38)年8月に発売されています。

徐々に人気が出始めて、<梓みちよ>(1965年4月)、<倍賞千恵子>(1971年8月)、その3か月後に<菅原洋一>(1971年11月)が唄い大ヒットしました。

<ワスレナグサ>の名称は中世ドイツの伝説に基づき、恋人に対して「Vegiss mein nichit!」(僕を忘れないで)と叫んだことにより、英名でも「Forget me not」で、1905(明治38)年、植物学者<川上滝弥>により<ワスレナグサ(勿忘草)>と訳され、和名となっています。
#園芸 #葉案

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ファルコン植物記(1889)白色の花【オランダミミナグサ】(3)

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昨日アップしました 「タチイヌノフグリ」 が咲いていました同じ空き地に、【オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)】を見つけました。

本種も、明治時代末期に帰化していることが確認された欧州原産の外来種で、ナデシコ科ミミナグサ属の一年草です。

<金田一春彦>の『ことばの歳時記』の「ミミナグサ」の項には、平安の才女<清少納言>の『枕草子』の逸話が紹介されています。

正月七日の若菜の準備中に子供が取ってきた見も知らぬ草を、<清少納言>が「何と言う草か?」と尋ねますが、子供たちはすぐには答えられない。そこへ誰かが「それはみみなぐさと言います」と言ったので、<清少納言>は「耳無草では道理で話が聞こえないような顔をしていること」と、大笑いされたのです。
実際にはミミナグサは「耳草」ではなく「耳草」ですが、これは<清少納言>が面白おかしく書いたものであろうと言われています。

この話には落ちがあり、しばらくして別の子供が可愛らしい「菊」を持ってきたので、<清少納言>が『摘めどなほ 耳無草こそ つれなけれ あまたしあれば 菊(聞く)も混じれリ』と一句詠んで披露しようとしたのですが、相手が子供なので聞く耳は持つまいとして、やめたとあります。
#園芸 #花 #野草

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ファルコン植物記(1888)青色の花【タチイヌノフグリ】

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空き地の隅に咲く【タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)】を、ようやく見つけました。

オオバコ科クワガタソウ属の野草で、原産地はヨーロッパ・アフリカですが、世界中に外来種の帰化植物として定着しています。

「オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)」 に似た小さい花を、根元で分枝して10センチ~30センチ程度直立した茎に咲かせるのが、和名の由来です。

花径は3ミリ、雄しべは2本、雌しべは1本です。花柄はほとんどなく苞や蕚に包まれるように咲き、開花は昼間の数時間と短いために、目立つ花ではありません。
#園芸 #花 #野草

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ファルコン植物記(1886)<サクラ>(5)【シズカニオイザクラ】@湊川神社

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ファルコン植物記(1886)<...
湊川神社の境内に植えられている<サクラ>として、「ケイオウザクラ(敬翁桜)」「プリンセス雅」「オオシマザクラ(大島桜)」 などを取り上げてきました。

すでに「オオシマザクラ」は花も散り、葉が茂り始めていますが、この【シズカニオイザクラ(静匂桜)】は、ようやく花が開花し始めています。

東京都小金井市の小金井堤の山桜の実生から選別された園芸品種で、国立遺伝子研究所の故<竹中要>(「ソメイヨシノ」が植物遺伝学の立場から「エドヒガン」と「オオシマザクラ」の雑種起源説を提唱)により作出されています。

花径25ミリ程度の中輪、5弁花の一重咲き、花の色は淡い紅色で、花弁の裏側が濃い紅色をしています。
#園芸 #樹木 #花

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ファルコン植物記(1885)<ツバキ>(16)

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ファルコン植物記(1885)<...
昨夜は板宿駅から南下、国道21号線沿いを西向きに歩いて<呑み処「えっちゃん>まで出向きましたが、その国道の植え込みにきれいな<ツバキ>が咲いていました。

<ツバキ>の花は『日本書記』や『万葉集』にも9首が登場、古来から日本人に愛されてきた花で、花期は冬から春にかけて咲き、早咲きの品種は冬最中に咲き出しますが、季語としては春です。

他家受粉で結実するため、また「ユキツバキ」などと簡単に交配するために、花色・花姿に変異が生じやすく、江戸時代より品種改良が行われ、日本だけでも2000種を超えています。

淡い桃色の「千重咲き」の品種で、「オトメツバキ(乙女椿)」かなと感じたのですが、花弁が尖り気味かなと感じ、同定できませんでした。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1884)赤紅色の花【カリン】(4)

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ファルコン植物記(1884)赤...
ご近所にある【カリン】の木に、花が咲き出しました。
バラ科カリン(プセウドキドニア)属の落葉高木で、果実は「カリン酒」などに利用でき、また生薬名「木木瓜」として、民間療法でも喉の炎症・咳止め・利尿などに利用されています。

毎年 果実 が実っていますが収穫されることなく、「カリン酒が出来るのに、もったいなぁ~」と眺めています。

開花時期は4月~5月、新しく伸びた枝の先端に花径3センチ程度の紅桃色の5弁花を咲かせますが、違和感を感じる花があり、よく観ると花弁が6枚でした。

おそらく<重弁花>と呼ばれる現象だと思いますが、何十と咲き出している花からよくぞ見つけたもんだと、自分自身で驚いています。
#園芸 #樹木 #葉案

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ファルコン植物記(1883)白色の花【スモモ】(3)

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ファルコン植物記(1883)白...
毎年おいしそうな実をたわわに実らせるご近所の 【スモモ(李)】 の木ですが、きれいに咲き出しています。

バラ科サクラ属の落葉小高木で、原産地は中国ですが、英名では「Japanese plum」と呼ばれています。

【スモモ】はわたしの好物なだけに、採集されずに熟した実がボタボタと地面に落ちている場面と遭遇しますのは、残念でなりません。

この【スモモ】の白色の花を眺めながらお家の前を通るときには、『万葉集』(巻19-4140)の<大伴家持>が詠んだ、「わが園の 李の花か 庭に散る はだれのいまだ 残りたるかも」を、思い出してしまいます。
#園芸 #樹木 #花

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