米連邦準備理事会(FRB)の<クック理事>の辞任を要求
8月
21日
20日、<トランプ米大統領>は米連邦準備理事会(FRB)の<リサ・D・クック理事>の辞任を要求しています。同理事の住宅ローン契約を巡る不正疑惑が指摘されたことを理由に挙げています。<トランプ米大統領>は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に、クック氏は「今すぐ辞任すべきだ!!!」と投稿しています。
<クック(FRB)理事>は、「脅されて辞任するつもりはない」と表明。「FRBメンバーとして、私の財務履歴に関するいかなる疑問も真剣に受け止めるつもりだ。あらゆる正当な質問に答え、事実を提示するために正確な情報を収集している」と声明で述べました。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、ホワイトハウス高官と事情に詳しい関係者の話として、<トランプ米大統領>が側近に対し、<クック理事>の解任を検討していると伝えたと報じました。
ホワイトハウスは(WSJ)の報道についてコメントを控えています。米連邦住宅金融局(FHFA)の<パルト局長>はXへの投稿で、<クック理事>が住宅ローン申請で有利な融資条件を得るために書類を偽造した疑いを指摘。<クック理事>がミシガン州の自宅を主たる住居としてローンで購入した後、ジョージア州のマンションも主たる住居として申告したと主張しています。<パルト局長>はCNBCで、<クック理事>が保有するマサチューセッツ州の不動産についても調査中だと語っています。