日経平均株価(8月14日)終値4万2649円26銭
8月
14日
14日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比548円04銭(1.27%)安の4万2726円63銭でした。前日までの6日続伸で3000円近く上昇し、連日で過去最高値を更新していたとあって、短期的な過熱を警戒した持ち高調整や利益確定の売りが幅広い銘柄に出ました。
日経平均はこのところの急ピッチな上げで、前日時点で25日移動平均からの上方乖離率は(6.5%)と「買われすぎ」を示す(5%)を超えていました。各テクニカル指標をみても明らかに買われすぎで、投資家も『高所恐怖症』に陥り、足元の株価はフェアバリュー(適正水準)が考慮されていない状況でした。
東京外国為替市場で円相場が「1ドル=146円台前半」まで強含んだことで、歩調をあわせた株価指数先物への売りも、日経平均の下押し要因となりました。トヨタなどの輸出関連株は総じて軟調でした。
終値は7営業日ぶりに反落し、前日比625円41銭(1.45%)安の4万2649円26銭で終えています。