今夜<19:00>より「BS12トゥエルビ」にて、東宝製作の日本映画「ゴジラ」シリーズ11作目として1971年7月24日に公開されました、『ゴジラ対ヘドラ』の放送があります。
当時大きな社会問題になっていた公害に着想を得て、産業公害によって生まれた新怪獣ヘドラが登場。公害物質を連呼する主題歌、幻想的な魚たちのダンスシーン、ヘドロまみれの猫、溶けて骨が見えるゴジラの腕、空を飛ぶゴジラといった衝撃的な表現が次々と展開する異色作です。
ヘドロで汚された駿河湾の河口で巨大なオタマジャクシに似た生物が発見され、さらに怪物によるタンカー事故が相次ぎ、海洋学者の「矢野」は、怪物がヘドロと宇宙鉱物から生まれた生命体だと推測します。謎の怪物「ヘドラ」は、主食であるヘドロを求めて工業地帯を襲撃し、次第に巨大な怪獣と変貌していきます。硫酸ミストをまき散らし深刻な公害被害により人々が次々と倒れていく中、富士山ろくで「ゴジラ」との対決が待ち受けています。
「矢野徹」に<山内明>、「矢野研」に<川瀬裕之>、「矢野敏江」に<木村俊恵>、「富士宮ミキ」に<麻里圭子>、「毛内行夫」に<柴本俊夫>、「伍平爺さん」に<吉田義夫>、「ヘドラ」に<中山剣吾>、「ゴジラ/テレビ画面の民衆」に<中島春雄>ほかが出演、監督は<坂野義光>が務めています。