ダウ平均株価(6月25日)終値4万2982ドル43セント
6月
26日
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました、イスラエルとイランの停戦合意を受けて投資家心理が改善しており、ハイテクを中心に主力株の一角に買いが続いています。半面、前日に主要株価指数がそろって大幅高となった後で、高値警戒感もあり、ダウ平均株価は下げる場面が出ています。
イスラエルとイランの停戦が維持できるとの期待が広がり、中東からの原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖も回避できるとの楽観から前日は株高・原油安が進みました。中東情勢を巡る過度な警戒が薄れたことで投資家が運用リスクを取りやすくなり、25日も主力株への買いを支えています。
もっとも、ダウ平均株価は下げる場面もありました。前日までの3営業日の上昇幅は900ドルを超えています。前日には多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が、(2月19日)に付けた最高値「6144.15」に迫っていました。短期的な過熱感や高値警戒感も意識されやすく、相場の重荷となっています。
25日、米連邦準備制度理事会(FRB)の<パウエル議長>は議会上院の銀行委員会で証言を行い、 利下げを急ぐ必要はないと改めて表明しています。
ダウ平均株価は、前日比106ドル59セント(0.25%)安の4万2982ドル43セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比61.02ポイント(0.31%)高の1万9973.55で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比0.020ポイント (0.00033%)安の6092.16で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比61.02ポイント(0.31%)高の1万9973.55で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比0.020ポイント (0.00033%)安の6092.16で終えています。