<中谷潤人>TKO勝利@世界バンタム級2団体王座統一戦
6月
9日
8日、東京・有明コロシアムでプロボクシングの世界バンタム級(53・5キロ以下)2団体王座統一戦が行われ、世界ボクシング評議会(WBC)王者の<中谷潤人>(27・M・T)が国際ボクシング連盟(IBF)王者の<西田凌佑>(28・六島)を6回終了TKOで下し、王座を統一しました。戦績は中谷が31戦全勝(24KO)、西田が10勝(2KO)1敗となりました。
<中谷潤人>は1回から積極的な強打で主導権を握り、<西田凌佑>の右肩脱臼で試合続行が不可能となりました。
<中谷潤人>は2015年4月にプロデビューし、2019年2月に日本フライ級王座を獲得。2020年11月にWBOフライ級王者となり、2度の防衛に成功。2023年5月に同スーパーフライ級、昨年2月にはWBCバンタム級の各王座を奪い、無敗のまま3階級制覇を達成しています。左ボクサーファイター。三重県出身。
これまで日本人王者同士による世界王座統一戦は、ミニマム級(47・6キロ以下)でWBC王者<井岡一翔>―WBA王者<八重樫東>(2012年6月)、ライトフライ級(48・9キロ以下)でWBC王者<寺地拳四朗>―WBAスーパー王者<京口紘人>(22年11月)、フライ級(50・8キロ以下)でWBC王者<寺地拳四朗>―WBA王者<ユーリ阿久井政悟>(25年3月)の3度行われており、いずれもWBC王者が勝利しています。今回もWBC王者に栄冠が輝きました。