17日、東京ビッグサイト(東京・江東)周辺の特設コースで、「電気自動車(EV)のF1」と呼ばれる「フォーミュラE」の東京大会第8戦が開催され、マセラティの<ストフェル・バンドーン>(ベルギー)が優勝しています。
ビッグサイト周辺の一般道を含む1周約2.6キロメートルのコースで、11チームの22台が争いました。午前の予選は雨天のため中止となり、練習走行の記録を踏まえて日産の<オリバー・ローランド>(英国)が最前列となる「ポールポジション」を獲得しています。決勝はレースの一時中断もある波乱の展開で、<ストフェル・バンドーン>が首位だった日産を中盤で抜き去りゴールを抜けました。
2014年に始まりました「フォーミュラE」は、F1と同じ国際自動車連盟(FIA)が主催する世界選手権シリーズとなります。大きな騒音や排ガスが出ないのが特徴で、環境への負荷が少ないとされています。
今シーズンは10カ国で計16戦開催され、東京大会は第8、9戦に当たります。18日は第9戦が開催予定で、午前は予選、午後に決勝が行われます。