『女』@<北野陽太>監督
5月
4日
正体も実在も不明の「ある女」に人生を狂わされる男たちの愛憎と戦慄を描いたスリラー映画『女』が、2025年5月9日より公開されます。
「悟」は大学時代からの恋人「ミサ」にプロポーズをしようと考えていました。ある日、「悟」が地元の旧友に「ミサ」の写真を見せると、友人は4年前まで彼女と交際していたと話す。さらにもう1人の友人も、同じ時期に彼女と関係があったといいいます。
「悟」が「ミサ」と交際している時期とも重なっていますが、当時それぞれが暮らしていた場所は遠く離れており、彼らは名前と容姿がうり二つでありながら同一人物ではない「女」と付きあっていたことが判明します。この出来事をきっかけに、「悟」は「ミサ」への愛情やこれまでの信頼関係、さらには彼女の「存在」自体について疑念を抱きはじめます。
早稲田大学社会科学部在学中の<北野陽太>が監督・脚本を手がけ、ミステリアスなストーリー展開と独特の雰囲気で描きだしています。カナザワ映画祭2024「期待の新人監督」部門に選出されています。
映画配給レーベルのCinemagoとミニシアターの下北沢トリウッドがタッグを組み、3人の新鋭監督の劇場デビュー作を連続公開する特集企画「終点なき映画たち Route:1」の1作目になります。