『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』@<エレン・クラス>監督
5月
4日
<ケイト・ウィンスレット>が主演・製作を務め、トップモデルから20世紀を代表する報道写真家へと転身した実在の女性<リー・ミラー>の数奇な人生を映画化した2023年イギリス製作の『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』が、2025年5月9日より公開されます。
1938年、南フランスでアーティスト仲間たちと休暇を過ごしていた「リー・ミラー」は、芸術家「ローランド・ペンローズ」と出会い恋に落ちます。ほどなくして第2次世界大戦の脅威が迫り、日常のすべてが一変します。
写真家の仕事を得た「リー」は、アメリカ『LIFE』誌のフォトジャーナリスト兼編集者「デイヴィッド・シャーマン」とチームを組みます。1945年、「リー」は従軍記者兼写真家として次々とスクープをつかみ、「ヒトラー」が自死した当日、ミュンヘンにあるヒトラーのアパートの浴室で自らのポートレイトを撮影して戦争の終わりを伝えます。それらの光景は「リー」自身の心に深く焼きつき、戦後も長きにわたり彼女を苦しめることになります。
「リー・ミラー」を演じた<ケイト・ウィンスレット>はゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされました。リーの友人「ソランジュ・ダヤン」役で<マリオン・コティヤール>、恋人「ローランド・ペンローズ」役で<アレクサンダー・スカルスガルド>、編集者「デイヴィッド・シャーマン」役で<アンディ・サムバーグ>が共演。『エターナル・サンシャイン』などの撮影監督<エレン・クラス>が長編映画初監督を務めています。