発売50周年「黒ひげ危機一発」
5月
3日
タカラトミーの「黒ひげ危機一発」は、今年発売50周年を迎え、7月発売の7代目商品(2750円・税込)からゲームのルールが変わります。
1975 年「黒ひげ 危機一発ゲーム」の発売当初、「縄で縛られてタルに、閉じ込められた海賊の親分を、剣で縄を切って助け出してあげよう!」という設定で、 公式ルールは「飛ばした人が 勝ち」でした。
その後、人気クイズ 番組『クイズ・ドレミファド!』にて、放送初回からプレゼントゲームに採用され、「飛び出させたらボーナス得点没収」というルールであったため「 飛び出したら負け!」というルールが日本中のお茶の間に浸透したことから、「飛ばしたら勝ちもしくは負け」とプレイヤー側がルールを選択できるようになり、1995年からは「飛ばしたら負け」が正式ルールとなっていました。そして50 周年 を迎えた2025年、30年ぶりにルールが変更され、 再 び「飛ばしたひ人が勝ち」になります。
「黒ひげ危機一発」は、2020年までに81種類の製品が発売され世界47の国と地域で販売されています。
大人でも玩具を楽しむ「キダルト」層が市場の成長を支える中、玩具業界では新しい(ニュー)と懐かしさ(ノスタルジア)を合わせた造語「ニュースタルジア」が世界的な潮流になりつつあるようです。