『MELT メルト』@<フィーラ・バーテンス>監督
4月
25日
俳優として20年以上のキャリアを持つ<フィーラ・バーテンス>の長編監督デビュー作『When It Melts』が、邦題『MELT メルト』として、2025年7月25日より公開されます。
2023年のサンダンス映画祭で最優秀演技賞(ワールド・シネマ・ドラマティック部門)を受賞作品です。
ベルギーのブリュッセルでカメラマン助手の仕事をしている孤独な「エヴァ」のもとに、あるメッセージが届きます。それは、彼女の少女時代に不慮の死を遂げた少年「ヤン」の追悼イベントが催されるというものでし。トラウマが呼び起こされた「エヴァ」は、謎めいた大きな氷の塊を車に積んで故郷の村へと向かい、復讐計画を始めるのでした。ひとりの少女の人生を狂わせてしまうトラウマは、いかなる惨劇によってもたらされたのか。
<シャーロット・デ・ブリュイヌ>が大人になった「エヴァ」、<ローザ・マーチャント>が少女時代の「エヴァ」を演じています。原作は2025年に刊行されました<リゼ・スピット>による『Het Smelt』です。
<フィーラ・バーテンス>監督は、トラウマを専門分野とする心理学者の協力を得て人間の心の痛みや孤独という普遍的なテーマを探求したといいます。