15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反落し、前日比20銭円安・ドル高の「1ドル=143円20〜30銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=143円27銭」、高値は「1ドル=142円61銭」でした。
対主要通貨でドルを買い戻す動きがあり、円の重荷となりました。米関税政策や米中貿易摩擦を巡る根強い不透明感から低リスク通貨とされる円への買いは途切れず、円の下値は堅く推移しています。
円の下値は堅く、二転三転する米関税政策への警戒は以前根強く、円が買われやすい地合いは変わっていないようで、17日から始まる日米の関税交渉を見極めたい参加者も多く、円売りの勢いは弱含みでした。