<吉沢亮>と<横浜流星>が共演しました映画『国宝』が、2025年6月6日より公開されますが、第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品されます。
<吉田修一>の同名小説を<李相日>が映画化した本作では、任侠の家に生まれ、上方の歌舞伎役者の家に引き取られた「立花喜久雄」の50年に及ぶ一代記がつづられます。<吉沢亮>が15歳で天涯孤独となった「喜久雄」、<横浜流星>が歌舞伎界の御曹司「大垣俊介」に扮しています。
カンヌの独立部門である監督週間では、自由な発想や新しい表現に挑戦する作家性を持った監督の作品が選出されます。これまで<李相日>は、
『悪人』でモントリオール世界映画祭、『許されざる者』でヴェネツィア国際映画祭、
『怒り』でトロント国際映画祭やサン・セバスティアン国際映画祭に参加してきましたが、カンヌに選出されるのは今回が初めてになります。映画祭はフランス現地時間5月13日から開催されます。
<中村鴈治郎>が歌舞伎指導を務めた『国宝』には、<高畑充希>、<寺島しのぶ>、<森七菜>、<三浦貴大>、<見上愛>、<黒川想矢>、<越山敬達>、<永瀬正敏>、<嶋田久作>、<宮澤エマ>、<中村鴈治郎>、<田中泯>、<渡辺謙>が名を連ねています。