1日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落して始まりました。<トランプ米政権>が、2日に予定しています「相互関税」の詳細の発表前に様子見の雰囲気があります。経済への影響を巡る警戒も根強く、売りが先行しました。
<トランプ米大統領>は、米東部時間2日午後に「相互関税」の内容を公表する見通しです。3日からは輸入自動車に(25%)の関税を課す方針を示しています。米紙ワシントン・ポストは1日、「ホワイトハウスの側近がほとんどの輸入品におよそ(20%)の関税を課す案を作成した」と報じました。国ごとにアプローチするという別の案も検討されているといいます。
関税の引き上げがインフレ進行や景況感の一段の悪化につながるとの警戒が根強くあり、相手国からの報復措置が貿易戦争を引き起こしたり、米企業の活動に影響したりする可能性もあり、運用リスクを取りにくい雰囲気が出ています。
午前に発表されました3月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は(49.0)と、市場予想(49.5)を下回りました。個別項目では「価格」が前の月から一段と上昇。景況感が悪化する中、物価上昇が進むとの懸念が強まり、株価の重荷となっています。
ダウ平均株価は、前日比11ドル80セント(0.028%)安の4万1989ドル96セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比150.60ポイント(0.87%)高の1万7449.89で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比21.22ポイント (0.38%)高の5633.07で終えています。