「1ドル=148円86銭~148円88銭」
3月
31日
31日午前の東京外国為替市場で、円相場は大幅に上昇でした。12時時点は「1ドル=148円89〜90銭」と前週末17時時点と比べて1円49銭の円高・ドル安でしたた。
<トランプ米政権>の関税強化を背景に米景気懸念が強まり、日本時間31日午前の取引にかけて米長期金利が大きく低下。株価が急落しているのもあって円買い・ドル売りが活発となりました。
28日発表の2月の米個人消費支出(PCE)が市場予想に届かず、米景気減速懸念から日本時間31日午前の取引で米長期金利は(4.2%前後)まで一段と低下し、円買い・ドル売りにつながりました。2月はPCE物価指数の伸びは市場予想を上回っており「スタグフレーション(物価高と景気停滞の併存)への懸念が高まり、円相場を押し上げています。
31日午前は日経平均株価が一時1500円あまりの急落でした。前週末は米ダウ工業株30種平均株価が715ドルあまり下落しており、投資家心理が冷え込むとして「低リスク通貨」とされる円には買いがはいりました。円は一時「1ドル=148円74銭」近辺まで上昇でした。
10時前の中値決済に向け、輸入企業など事業会社による円売り・ドル買い観測が広がりました。円相場は「1ドル=149円50銭近くまで上げ幅を縮めていますが、中値決済に伴う円売り・ドル買いが一巡すると円相場は上昇ペースを加速しています。
投稿日 2025-03-31 13:21
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2025-03-31 13:36
ワオ!と言っているユーザー