『ストロベリームーン』は、余命半年と宣告された主人公「桜井萌」が高校1年生の春に〈一生分の恋〉をする姿を描いた物語です。病弱でほとんど家の中で過ごしてきた「萌」は、学校に通えず友達もいない日々を送っていました。
余命が残り半年だと告げられ、家族は悲しみに包まれますが、「萌」はある理由から高校に通うことを決意。入学式の日、初対面にもかかわらず同じクラスの「佐藤日向」に突然告白すると、「日向」は驚きながらも「萌」の猛アプローチを受け入れて付き合い始めます。
恋人同士として少しずつ距離を縮めていく2人は、「萌」の誕生日である6月4日、〈好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる〉と言われる「ストロベリームーン」を見に行くことに。しかし、その日を境になります「萌」は学校から姿を消し、連絡が取れなくなってしまいます。
余命を宣告されながら、慣れない学校生活でも明るく振る舞う「萌」を<當真あみ>が演じ、純朴な同級生「日向」に<齋藤潤>が扮しています。また13年後の「日向」役で<杉野遥亮>、日向の幼なじみで萌の親友「高遠麗(たかとううらら)」の13年後の役で<中条あやみ>が出演しています。