ダウ平均株価(2月25日)終値4万3621ドル16セント
2月
26日
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は朝高後、下落してはじまりました。同日朝に2024年11月〜2025年1月期決算を発表しましたホーム・デポに買いが先行しましたが、ハイテク株の下落は投資家心理の重荷となっています。米国の景況感の悪化を示す指標が発表されると主力株の一部に売りが出て、ダウ平均株価は下落に転じています。
ホーム・デポが一時(3%)あまり上昇でした。11〜1月期決算で売上高と特別項目を除く1株利益が市場予想を上回り、好感した買いが入っています。そのほかでは、アムジェンやメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株が高く、米経済の先行きを巡る不透明感が根強いなか、相対的に景気の影響を受けにくい銘柄に買いが入っています。
半面、ハイテク株には売りが目立っています。<トランプ米政権>が半導体の対中規制を強化する方針だと24日に報道されています。エヌビディアが下落しているほか、ダウ平均株価の構成銘柄以外ではブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体株が売られています。
25日発表の2月の米消費者信頼感指数は(98.3)と、市場予想(102.3)を下回りました。景況感が悪化しているとの受け止めから、買いが先行していた景気敏感株の一部が下落する場面もありました。
ダウ平均株価は、前日比159ドル95セント(0.37%)高の4万3621ドル16セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比260.54ポイント(1.35%)安の1万9026.39で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比28.00ポイント (0.47%)安の5955.25で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比260.54ポイント(1.35%)安の1万9026.39で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比28.00ポイント (0.47%)安の5955.25で終えています。