日経平均株価(2月25日)終値3万8237円79銭
2月
25日
25日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前週末比430円95銭(1.11%)安の3万8345円99銭でした。前日の米ハイテク株安を受けて値がさの半導体関連株が売られています。朝安値「3万8131円79銭」の後は、米著名投資家<ウォーレン・バフェット>が投資拡大に意欲を示した商社株が軒並み大幅高となり、日経平均は次第に下げ幅を縮小しています。
24日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がそれぞれ大幅安となりました。東京市場でも東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株が売られ日経平均を下押ししています。
外国為替市場で円相場は「1ドル=140円台後半」と、前週末の夕時点から円高・ドル安が進行。トヨタなど輸出関連株には採算悪化を警戒した売りが出ています。
半面、<ウォーレン・バフェット>が投資拡大に意欲を示した商社株は軒並み上昇。三菱商は一時(9%)を超えて上昇し、日経平均を下支えし、日経平均が意外に底堅く推移したのは、商社株高の支えが大きく影響しています。
終値は、前週末比539円15銭(1.39%)安の3万8237円79銭でした。