1月会合の議事要旨@米連邦公開市場委員会(FOMC)
2月
20日
19日に公表されました1月会合(28~29日開催)の議事要旨では、「最大雇用に近い状態が続くのであれば、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標に一段の調整を加える前に、インフレ抑制でさらなる進展を確認したい考えを参加者は示唆した」と記されています。
米連邦公開市場委員会(FOMC)当局者は1月の会合で、根強いインフレと経済政策の不確実性を背景に、同会合で政策金利を、(4.25~4.5%)に金利を据え置く構えを表明していました。
「景気の強さが続き、インフレが高止まりする場合は、政策金利を景気抑制的な水準で維持することができると、多くの参加者が指摘した」といいます。
米金融当局者が2024年終盤に金利を計1ポイント引き下げた後、慎重姿勢を維持していることを今回の議事要旨は浮き彫りにしています。追加利下げに踏み切る前に、インフレ率が当局目標の(2%)に向かってさらに鈍化するのを確認したいと、一部の当局者はこれまでに述べています。
先物市場の動向によれば、投資家は現時点で2025年に1回の利下げが実施されると予想。2回目もあり得るとみているようです。