<トトメス2世>の墓発見@エジプト観光・考古省
2月
20日
18日、エジプト観光・考古省は南部ルクソールで古代エジプト第18王朝のファラオ(王)、<トトメス2世>の約3500年前の墓を発見したと発表しています。
近年で最も重要な考古学的発見の一つだとしています。
<トトメス2世>は、30歳前後で死亡したとされ、治世に不明点が多い人物です。
発見場所はファラオの墓が集中するナイル川西岸の「王家の谷」でした。2022年に墓の入り口が見つかり、エジプトと英国の調査チームが発掘を進めていました。当初は王妃の墓と推定されていましたが、<トトメス2世>について「亡き王」と記した器の破片などが出土したことから判断されています。