日経平均株価(12月23日)終値3万9161円34銭
12月
23日
23日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前週末に比べ341円69銭(0.88%)高の3万9043円59銭でした。
米利下げペース鈍化への過度な懸念が後退し、前週末20日の米株式市場ではダウ工業株30種平均株価やナスダック総合株価指数など主要指数が上昇でした。この流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に買いが優勢となりました。
米国で20日に発表されました11月の個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想より低いのを受け、インフレ懸念が後退。同日の米株式相場が上昇した流れを受け、東京市場ではアドテストや東エレクなど値がさの半導体関連株を中心に買われました。日経平均は前週末まで6日続落していたことから、自律反発狙いの買いも出ています
市場では、クリスマス休暇を前に海外の機関投資家などの買いが入っているほか、個人投資家を中心に12月期決算銘柄の配当取りの動きも見られるようです。
心理的な節目の3万9000円を上回る水準では戻り待ちの売りや利益確定目的の売りが出やすく、日経平均株価は伸び悩む場面もみられました。
終値は、前週末比459円44銭(1.19%)高の3万9161円34銭で終えています。