26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に続落し、前日比10銭円安・ドル高の「1ドル=144円80〜90銭」で取引を終えています。
同日発表の米雇用指標が改善したことなどを受けて円が売られました。27日投開票の自民党総裁選を控えて持ち高調整の円買いが入り、上昇に転じる場面もありました。円の高値は「1ドル=144円11銭」でした
円は一時「1ドル145円22銭」と4日以来の円安・ドル高水準を付けたています。
26日発表の週間の米新規失業保険申請件数が前の週から減り、市場予想を下回りました。労働市場の底堅さを示したと受け止められ、米連邦準備理事会(FRB)が大幅利下げを続けるとの観測が後退しています。四半期末のドル買い需要も円の重荷でした。