『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』@<松本路子>監督
9月
21日
数々の女性アーティストを撮り続けてきた写真家<松本路子>が映画初監督を務め、20世紀を代表するフランス出身の造形作家<ニキ・ド・サンファル>の軌跡を追ったドキュメンタリー『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』が、2024年9月25日より公開されます。
1930年にフランス貴族の娘として生まれた<ニキ・ド・サンファル>は、女性としてのさまざまな困難を怒りとともにアートに反映させてきた時代を経て、カラフルで解放的な女性像「ナナ」シリーズや、遊び心あふれる野外彫刻や建造物などを創作。その集大成として、イタリアのトスカーナに20年以上の歳月をかけて彫刻庭園「タロット・ガーデン」を創り上げました。
1981年から10年以上にわたって写真撮影を通して<ニキ>と交流してきた<松本路子>が、もう一度<ニキ>と向き合うべく、ヨーロッパ各地、アメリカ、日本国内の<ニキ>の作品を巡り、「タロット・ガーデン」を再訪。これまでに撮影した写真の数々と、新たに撮った<ニキ>の作品の映像、関係者へのインタビューなどを通して、その生涯と作品に迫ります。
<小泉今日子>がナレーションを務め、<小泉今日子>と<上田ケンジ>のユニット「黒猫同盟」がエンディング曲を担当しています。