29日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。上げ幅が300ドルを超え、
(8月27日)に付けましたた最高値「4万1250ドル」を上回る場面がありました。前日に幅広い銘柄が下げた後で、買い直す動きが広がっています。米経済が底堅さを保っているとの見方も投資家心理を支えています。
ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、「エヌビディア」が下落して始まっています。前日株式市場大引けのあと発表されました
2024年5〜7月期決算で売上高は市場予想以上でしたが、好業績を織り込んで株価が上昇してきた後で材料出尽くし感などから売りが出ているようです。
朝発表の2024年4〜6月期の米実質国内総生産(GDP)の改定値は前期比年率(3.0%増)と、速報値(2.8%増)から上方修正となりました。週間の新規失業保険申請件数は前の週から減少しました。米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ観測が強まるなか、米経済が底堅さを保っているとの見方が株式相場を支えています。
ダウ平均株価は、前日比243ドル63セント(0.59%)高の4万1335ドル05セントで終え、2日ぶりに最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比39.60ポイント(0.23%)安の1万7516.43でした。
S&P500種株価指数は、前日比0.22ポイント (0.0039%)安の5591.96でした。