『ロマンチック金銭感覚』@<佐伯龍蔵・緑茶麻悠>監督
8月
19日
俳優の<緑茶麻悠>と映画作家の<佐伯龍蔵>が共同で監督を務め、独自の金銭感覚を持つ人々に取材を重ねてフィクションパートを交えながら描き、第17回田辺・弁慶映画祭にてフィルミネーション賞、東京ドキュメンタリー映画賞2023にて準グランプリを受賞した異色のドキュメンタリー『ロマンチック金銭感覚』が、田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2024」(2024年8月23日~9月12日/テアトル新宿/2024年9月20~26日=テアトル梅田)にて劇場公開されます。
映画監督の「龍蔵」と「麻悠」は、売れない自主映画を作り続けているため常にお金がなく、ついに生活費も底をついてしまいます。映画制作には避けて通れない「お金」について考え始める2人でしたが、突然現れた旅人から「お金って何ですか?」と問いかけられても答えることができません。
それ以来、「龍蔵」が黄金虫に変身してしまったり、覚えのない種籾(たねもみ)や蜂の巣が置いてあったり、鉱石ラジオから異次元ラジオを傍受したりと、次々と奇妙な出来事が起こるようになります。その過程で「地域通貨」という存在に出会った2人はその実践者たちに話を聞き、いつも何気なく使っている法定通貨の外側にロマンチックな経済圏があることを知ります。
「りゅうぞう」に<佐伯龍蔵>、「まゆ」に<緑茶麻悠>、「自然のなにか/旅人」に<湯山大一郎>、<傍嶋飛龍>、< 江頭一晃>、<林憲子>ほかが出演しています。