『アディクトを待ちながら』@<ナカムラサヤカ>監督
6月
29日
<高知東生>が主演を務め、依存症からの回復を題材に描いた『アディクトを待ちながら』が、2024年6月29日より公開されます。
大物ミュージシャンの「大和涼」が覚醒剤と大麻の所持で逮捕され、大きなニュースとなりました。それから2年後、依存症患者たちによって結成されたゴスペルグループ「リカバリー」が音楽ホールでコンサートを開催することになります。
メンバーの中には事件以来ずっと沈黙を貫いてきた「大和諒」の名前もあり、出演の知らせを聞いたファンたちが続々と会場につめかけます。薬物やギャンブル、アルコール、買い物、ゲームなどさまざまな依存症者で構成される「リカバリー」のメンバーたちは互いに支え合い、依存性物質に再び手を出す「スリップ」を行うことなくコンサートに漕ぎ着けました。しかし、開始時間を過ぎても「大和」が現れません。
「大和諒」役の<高知東生>をはじめ、キャストには実際に依存症を経験した者とその家族を多数起用。ラストシーンではリアリティを追求するため即興芝居で構成されています。自身もギャンブル依存症の家族である<ナカムラサヤカ>が監督を務めています。