『風の奏の君へ』@<大谷健太郎>監督
6月
3日
お茶の名産地である岡山県美作地域を舞台に、ピアニストの女性と茶葉屋を営む兄弟が織りなすドラマを描いた『風の奏の君へ』が、2024年6月7日より公開されます。
美作で無気力な日々を過ごす浪人生の「渓哉」と、家業の茶葉屋「まなか屋」を継いで町を盛り上げようと尽力する兄「淳也」でした。ある日、コンサートツアーで町にやって来たピアニストの「里香」が演奏中に倒れ、療養を兼ねてしばらく滞在することになります。
かつて大学時代に東京で「里香」と交際していた「淳也」は彼女に対して冷たい態度をとりますが、「渓哉」は「里香」にほのかな恋心を募らせていきます。実は「里香」には、どうしてもこの地へ来なければならない理由がありました。
ピアニストとしても活躍する俳優<松下奈緒>が「里香」、「東京リベンジャーズ」シリーズの<杉野遥亮>が「渓哉」、ロックバンド「flumpool」のボーカル<山村隆太>が「淳也」を演じています。<あさのあつこ>の小説『透き通った風が吹いて』」を原案に、自身も美作市で育った<大谷健太郎>が監督・脚本を手がけています。