『ゆるし』@<平田うらら>監督
3月
17日
宗教虐待の実態を娘・母・祖母の3世代の視点からリアルに描いた『ゆるし』が、2024年3月22日より公開されます。
自身も新興宗教で洗脳された過去を持つ<平田うらら>が監督を務め、ある宗教2世が残した遺書に感化されて製作を決意し、自ら監督・脚本・主演を務めて完成させています。
新興宗教「光の塔」の信者である「松田恵」の娘「すず」は、教えに反した言動をすると鞭で打たれるなどの虐待を受けてきました。ある日、学校で献金袋を盗まれた「すず」は、お金を借りるため祖母「紀子」のもとを訪れます。虐待の事実を知った祖父母は「すず」を保護し、「すず」は祖父母から愛されて暮らすことで「世の人はサタンにそめられている」という光の塔の教えを疑い始めます。しかしそれは彼女にとって、母との決別を意味していました。そんな中、「すず」は祖父母の話を通して、入信前の母の姿を知ります。
<平田うらら>監督が主人公「すず」、『八月は逃げて走る』の<安藤奈々子>が母「恵」をそれぞれ演じています。