神戸港の新港第2突堤に2025年4月に開業するアリーナについて、運営会社は名称を「ジーライオンアリーナ神戸」とすると発表しています。バスケットボールチーム神戸ストークスの本拠地となるほか、コンサートや国際会議に対応する計画で、地域のにぎわいづくりが期待されています。
ネーミングライツ(命名権)を、アリーナのすぐ近くに本社を構える自動車販売会社のジーライオン(神戸市中央区)とパートナー契約を締結しました。
周囲270度に海が迫る敷地は約2万3700平方メートルに及び、約1万人を収容する。屋根の南北の両端がそり上がったデザインで、阪神・淡路大震災から30年の節目に、神戸から感動と興奮を発信し、世界へ羽ばたく姿を表現しています。
内部には、飲食しながら観戦できるVIPフロアを整備する。また周辺にはテラス付きの飲食店などが開設されます。
神戸市が再開発の事業提案を公募し、2021年にNTT都市開発、スマートバリュー(大阪市)、NTTドコモ(東京)で構成する企業連合体が優先交渉権を獲得しました。