実話をもとに、女性の選択の権利としての人工妊娠中絶について描いたアメリカ映画『Call Jane』が、邦題『コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー』として2024年3月22日に公開されます。主演は『ピッチ・パーフェクト』シリーズなどに出演し、リブート版『チャーリーズ・エンジェル』では監督を担った<エリザベス・バンクス>で、予告編が、解禁されています。
物語の舞台は、人工妊娠中絶が違法だった1968年のアメリカ・シカゴ。妊娠によって心臓の病気が悪化した主婦「ジョイ」は、唯一の治療として中絶を申し出ますが、地元の病院では拒否され、違法だが安全な中絶手術を提供するアンダーグラウンドな団体〈ジェーン〉にたどりつきます。
さらにその後、彼女が中絶が必要な女性たちを救うために立ち上がります。なお、〈ジェーン〉は実在した団体で、1960年代後半から1970年代初頭にかけて推定1万2000人を救ったと言われています。
<エリザベス・バンクス>が「ジョイ」を演じ、「エイリアン」シリーズで知られる<シガニー・ウィーバー>が〈ジェーン〉のリーダー「バージニア」に扮しています。監督と脚本は『キャロル』」で第88回アカデミー賞脚色賞にノミネートされた<フィリス・ナジー>が担当し、『ダラス・バイヤーズクラブ』・
『バービー』の<ロビー・ブレナー>がプロデューサーを務めています。