『冬の華』@BS12トゥエルビ
1月
5日
今夜<19:45>より「BS12トゥエルビ」にて、同局にて<18:00>より放送の<高倉健>主演の『昭和残侠伝 血染めの唐獅子』に続いて、同じく<高倉健>主演として1978年6月17日より公開されました『冬の華』の放送があります。
殺した相手の娘を気にかけ、伯父だといつわり文通を続けながら、彼女の成長を見守るうちに再び義理によって人を殺す男の姿を描いています。
関東の東竜会幹部「加納秀次」は、会長の「坂田」の命令で、関西に寝返った兄貴分の「松岡」を殺害。殺された「松岡」には3才になる「洋子」という一人娘があり、「加納」は舎弟の「南」に「洋子」を託して旭川刑務所に服役します。「加納」の刑務所生活での唯一の楽しみは、ブラジルの伯父と名乗って続けた「洋子」との文通でした。15年後、出所して横浜へと戻った「加納」は、堅気となった弟分の「南」と再会し、美しく成長した「洋子」の姿を遠くからただじっと見守ると、声も掛けずにその場を立ち去るのでした。
だが、「南」のところに一時身を預けていた「加納」は、突然訪問してきた「洋子」と対面することになります。紹介しようとする「南」を振り切り、逃げるように立ち去る「加納」でした。やがて「洋子」は行きつけの喫茶店でも再会した「加納」のことをブラジルにいる伯父ではないかと思い始めます。そんな幸せも束の間、関西連合の進攻が激化し、世話になった会長の「坂田」が暗殺され、東竜会幹部たちの動揺をよそに、「坂田」の一人息子「道郎」が仇を討つために関西連合の「三枝」と東竜会を裏切った幹部「山辺」を狙っているとの知らせが「加納」のもとに入り、「坂田」の遺言で「道郎」を託された「加納」は、当分日本へは帰れないと電話で告げ、再び会うことのない「洋子」の幸せを願いつつ、「山辺」がいるサウナへと向かうのでした。
「加納秀次」に<高倉健>、「坂田道郎」に<北大路欣也>、「松岡洋子」に<池上季実子>」、「南幸吉」に<田中邦衛>、「竹田乙彦」に<三浦洋一>、「一郎」に<大滝秀治>、「メリー」に<賞美津子>、「坂田良吉」に<藤田進>ほかが出演、脚本は<倉本聰>、監督は<降旗康男>が務めています。
投稿日 2024-01-05 18:26
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2024-01-05 19:13
ワオ!と言っているユーザー