全国３２地点で１２月の最高気温を更新

昨日１０日（日）は、九州～関東を中心によく晴れて、暖かな空気に覆われ１２月とは思えない暖かさとなりました。中国地方を中心に午後２時までに、全国３２地点で１２月の最高気温記録を更新、またはそれに並ぶ記録となっています。

午後２時までに、全国で気温が最も上がったのは沖縄県の下地島空港で、「２８．３度」を観測しました。下地島空港で１２月としては、過去５番目に高い気温です。また、福岡市は「２２．８度」と、こちらは１２月としては過去３番目に高い気温となりました。

このほか、鹿児島市で「２２．９度」、熊本市で「２２，５度」、大阪市は「１９．３度」、名古屋市で「２０．２度」、東京都心で「１９．７度」、鳥取市で「２０．６℃」、高知市で「２０．６℃」をそれぞれ観測。９日（土）と同じか高くなり、１２月とは思えない暖かさになっています。広い範囲で２０度以上の季節外れの暖かさとなりました。全国にある気象庁の気温観測点のうち２７１か所で２０度以上を観測しています。

１１日（月）は、西日本や東日本は西から天気が下り坂で、日差しは今日より少なくなります。ただ、西日本や東海では今日ほどではないものの、最高気温は平年より高い見込みです。

一方、関東には北東から冷たい空気が流れ込んで、今日と比べて最高気温が５度くらい低くなる予想です。昼間でもヒンヤリとして、暖かさから急に体感が変わりそうです。東北北部や北海道は、最高気温が５度に届かない所がほとんどで、明日も寒さが続く予想です。