北米で7月21日に公開されました映画『バービー』(日本:8月11日公開)の週末3日間の興行収入は推定1億5500万ドル(約220億円)に上り、『Oppenheimer(原題、オッペンハイマー)』(日本公開未定・監督:クリストファー・ノーラン)を抑えて首位を獲得しています。映画館はバービーにちなみ、ピンクの服を着た観客であふれたそうです。
バービー人形をテーマにしたファンタジーコメディー『バービー』をめぐっては、原子爆弾の開発に貢献した物理学者<ジョン・ロバート・オッペンハイマー>のシリアスな伝記映画『Oppenheimer』と同日公開だったことから、対照的な両作品のはしごをする「バーベンハイマー」体験ができると公開前から話題になっていました。
映画業界の推定によると、約20万人が同じ日に両作品のチケットを購入したようです。
エンターテインメント業界の調査会社エグジビター・リレーションズによりますと、『Oppenheimer』の興収は推定8050万ドル(約114億円)と大成功を収めたものの、『バービー』に倍近く水をあけられています。
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