日経平均株価(7月10日)@終値3万2189円73銭
7月
10日
日経平均の下げ幅は一時300円を超え「3万2082円94銭」の安値を付けています。7日発表されました6月の米雇用統計は平均時給の伸びが続き、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長引くとの見方が強まりました。米長期金利の上昇からバリュエーション(投資尺度)面で割高感の強まった値がさのハイテク株に売りが出ています。
円高・ドル安が「1ドル=142円台」まで進んだことから輸出関連株の採算改善期待がやや後退し、自動車株などが軟調でした。前週末まで日経平均は直近の4営業日で1300円超下落したことから、朝方は自律反発狙いの買いが入り170円高となりましたが、上値では利益確定売りが出ています。
終値5営業日続落し、前週末比198円69銭(0.61%)安の3万2189円73銭で終えています。