『ジュリア(S)』@<オリビエ・トレイナー>監督
5月
4日
2052年、パリで80歳の誕生日を迎えた「ジュリア」は充実した人生に満足しながらも、自分が過ごしていたかもしれない別の人生について思いを馳せます。
ピアニストを夢見ていた17歳の秋。ベルリンの壁の崩壊を知り友人たちとベルリンへ向かった日に、バスに乗り遅れなかった場合、本屋で運命的な出会いを果たさなかった場合、シューマン・コンクールの結果が違った場合、自分が車を運転していた場合。「ジュリア」はそんな何気ない瞬間から枝分かれした4つの人生を思い描いていきます。
<ルー・ドゥ・ラージュ>が主演を務め、<ラファエル・ペルソナス>、<イザベル・カレ>、<グレゴリー・ガドゥボワ>が共演。『ピアノ調律師』でセザール賞短編映画賞を受賞した<オリビエ・トレイナー>の長編監督デビュー作品です。