同じ高校を卒業した5人の女性が大人へと成長し、それぞれの道を歩み始める様をあたたかく描き、国内外で高い評価を得た韓国の2001年製作の青春映画『子猫をお願い』が、2022年12月17日より公開されます。
夢想家の「テヒ」、美貌の野心家「ヘジュ」、アウトサイダーの「ジヨン」、陽気な双子「ピリュ」と「オンジョ」は、高校時代からの仲良し5人組でした。卒業後は別々の生活を送っていますが、それぞれが将来への漠然とした不安を抱えていました。
事あるごとに集まっていた5人でしたが、証券会社で働くようになった「ヘジュ」と無職の「ジヨン」は互いに反発しあうようになり、仲間の絆を守ろうとする「テヒ」は、家庭では父の無理解に不満を募らせていました。そんな5人を結び付けているのは、「ジヨン」が拾ってきた1匹の子猫「ティティ」の存在でした。
韓国の女性監督の先駆けで、後に<中山美穂>と<キム・ジェウク>出演のラブストーリー『蝶の眠り』(2017年)やドキュメンタリー『猫たちのアパートメント』(2022年12月23日公開)を手がける<チョン・ジェウン>監督の長編デビュー作品です。
「テヒ」役を務めた<ペ・ドゥナ>が第38回百想芸術大賞最優秀女優賞を受賞するなど高い評価を得て、その後の飛躍のきっかけともなった一作です。「ヘジュ」に<イ・ヨウォン>、「ジヨン」に<オク・チヨン>、「ピリュ」に<イ・ウンシル>、「オンジョ」に<イ・ウンジュ>が演じています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ