『誘拐報道』@BS日テレ
10月
7日
幼児誘拐事件を通して浮き彫りにされる、犯人とその家族、被害者の家族、警察及び報道関係者の姿を重厚に描いています。
原作は読売新聞大阪本社社会部・編の同名ドキュメントで、1980年に宝塚市で発生しました誘拐事件を取材したものです。冬の日の午後、豊中市の小学1年生の「三田村秀之」君が下校途中に誘拐されます。県警より、犯人が秀之君の父親に3千万円を要求していることが発表されますが、同時に報道各社に対し子どもの生命を守るため〈報道協定〉が要請されました。
愛する子供を奪われて、恐怖と不安にさいなまれる若い父母。誘拐した子どもを車のトランクに入れて転々とさまよう犯人の動揺と焦り。そして犯人の妻と子の無惨な悲しみ。さらには犯人逮捕に全力を投入する県警捜査陣と、報道協定といるワクの中でスクープを狙う取材陣。ひとつの幼い生命とその救出をめぐって、胸をえぐるような衝撃の展開を見せます。
<萩原健一>、<小柳ルミ子>、<岡本富士太>、<秋吉久美子>、<宅麻伸>、<藤谷美和子>、<丹波哲郎>。<伊東四朗>らが出演、脚本は<松田寛夫>、監督は『犬神の悪霊』(1977年)の<伊藤俊也>が務めています。
投稿日 2022-10-07 13:50
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2022-10-07 14:24
ワオ!と言っているユーザー