「サル痘」(5)東京都で感染初確認
7月
26日
男性は、6月下旬に欧州に渡航し、現地でサル痘への感染が確認された人と接触していたことが明らかにされ、7月中旬に帰国したといいいます。15日に倦怠感を訴え、25日に都内の医療機関を受診、陽性が確認されました。濃厚接触者などを調べているといいます。
今回の流行はMSM(男性と性行為をする男性)の間で患者が相次いで確認されているようです。「サル痘」の場合、感染するには濃厚な接触が必要であり、新型コロナウイルス感染症のようには広がらないだろう。渡航制限などは必要なく、冷静な対応が求められるとされています。
厚生労働省は、渡航先で性的接触があったかどうかについて、世界保健機関(WHO)が感染に伴う差別や偏見を懸念しているとした上で「偏見に当てはまる可能性が十分ある。答えを控えたい」としています。