<高瀬隼子>「芥川賞」・<窪美澄>「直木賞」
7月
21日
「芥川賞」は1935年の賞創設以来初めて候補者が全て女性でした。
<高瀬隼子>さんは1988年愛媛県生まれ。受賞作は仕事+食べもの+恋愛を組み合わせた小説で、職場でそこそこうまくやっている「二谷」と、皆が守りたくなる存在で料理上手な「芦川」と、仕事ができてがんばり屋の「押尾」の、ままならない人間関係を、食べものを通して描いています。
<窪美澄>さんは1965年東京都生まれ。受賞作は、かけがえのない家族を死別や離婚で失う人たちの「喪失」をテーマに据え「星座」について織り交ぜながら描いた全5編の短編集です。